横長リビングで理想の暮らしを叶える!建築家と創る快適・おしゃれな間取り術
「家事も子育てプライベートな時間も大切にしたい」という希望を叶えるのが、横長リビングのある住まいです。
建築家と創る家では、既成概念にとらわれず、住む人のライフスタイルに寄り添った最適な横長リビングの実現が可能です。
今回は、横長リビングの魅力から、空間を最大限に活かすレイアウト術、そして家づくりで後悔しないための注意点まで、具体的な実例を交えてご紹介します。
そもそも横長リビングとは?メリットとデメリットを知る
横長リビングは、一般的なリビングとは異なり、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)が横一列に並ぶような間取りを指します。
そして「横長」の配置が、住まいに広がりと開放感をもたらすのです。
横長リビングの3つのメリット
横長リビングには、主に3つの大きなメリットがあります。
メリット|明るく開放感あふれる空間
横長リビングは窓を大きく取りやすく、自然光をたっぷり室内に取り込めます。光がキッチンまで届くため、LDK全体が明るく、心地よい空間にできます。
メリット|リビング・ダイニングのゾーニングがしやすい
空間の横の長さを活かして、リビングエリアとダイニングエリアを明確に区切ることが可能です。
家族のつながりを感じつつも、それぞれの空間で集中したり、リラックスしたりと思い思いの時間の過ごし方ができます。
メリット|自由度の高いレイアウト
間取りの特性上、家具のレイアウトの自由度が高まります。
アイデア次第で多様な使い方ができ、住む人のライフステージの変化にも対応しやすいです。
横長リビングの2つのデメリットと対策
魅力の多い横長リビングですが、注意すべき点も存在します。しかし、工夫次第でデメリットも解消できます。
デメリット|壁が少なく家具のレイアウトが難しい場合がある
横長リビングは窓が大きいため、壁の面積が少ない傾向があり、大型家具のレイアウトに工夫が必要です。
ですが、壁面全体を活用する造作収納や、空間を仕切る収納家具を取り入れることで、効果的に解決できます。
デメリット|キッチンからリビング全体が見えにくい部分があることも
横長のためキッチンの配置によっては、リビング全体を見渡せない部分が出てくる可能性もあります。
しかし、カウンターキッチンの採用や、リビングとダイニングの配置を工夫することで、開放感を損なわずに家族の様子を見守りやすい空間を実現できます。
横長リビングにはメリットもデメリットもあり、レイアウトやデザインで悩むこともあるかもしれません。
横長リビングの魅力を最大限に引き出し、後悔しない理想の空間をご提案しますので、ぜひご相談ください。
広さ別【8畳〜20畳】に見る!横長リビングの最適レイアウト実例プラン
住まいに合わせた最適な横長リビングの広さを見つけましょう。
畳数別の横長リビングでどのような空間が実現できるのかを解説します。
8畳の横長リビング
8畳は、リビングとしてはコンパクトな空間です。
ですが、家具のレイアウトや色の選び方で、狭いリビングでも開放感を演出できます。
ポイントは視線の抜けをつくることです。
「抜け」があることで、実際の広さ以上にゆとりのあるリビングに見せられます。
10畳・12畳の横長リビング
家族3~4人でゆったりと過ごせる広さです。
リビングとダイニングのゾーニングもしやすく、快適な空間づくりが可能です。
16畳・18畳・20畳の横長リビング
広さを最大限に活かした贅沢な空間デザインが可能です。
ホームパーティーや趣味のスペースなど、多様な用途に対応できるスペースを設けて、楽しめます。
関連コラム:建築家とつくる理想のリビング|おしゃれで快適な空間をつくるための6つのコツ
【実例紹介】横長リビングのレイアウトアイデア
具体的なレイアウトをご紹介します。
家族の絆を育む、小上がりの和室がある横長リビング
こちらの横長リビングは、リビング、ダイニング、そしてキッチンがひとつながりの大空間としてデザインされています。
広々とした開放感が生まれ、どこにいても家族の気配を感じられる一体感が魅力です。
ダイニングの奥には開放感あふれる大きな窓が広がり、豊かな自然光を室内に取り込みます。家族や友人と食事をしながら窓の外の景色を眺めたり、広々とした空間でゆったりと過ごしたりと、心地よい時間が流れます。
さらに、リビングの一角には小上がりの和室を設けました。お子様が遊ぶスペースとしてはもちろん、来客時には客間としても利用でき、時にはゴロンと横になって休憩するなど、多様な過ごし方が可能です。
おしゃべりをしながらゆったり過ごせる横長リビング
薪ストーブの炎を眺めながら食事ができるよう、前にはダイニングテーブルを配置しました。
家族や友人と暖炉の炎を囲んでおしゃべりを楽しんだり、食事をしながら窓の外の景色を眺めたりと、ゆったりとした時間が流れる横長リビングです。
薪ストーブの温かさと木の香りが、心地よい団らんの雰囲気を一層深めます。
ヨーロッパの雰囲気が漂う横長リビング
リビングとダイニングを分けるメリハリ空間が実現しています。
食事とリラックスの空間を明確に分けることで、それぞれの時間をより豊かに過ごせます。
なんと言っても内装全体のデザインが統一されおしゃれです。リビングゾーン、ダイニングゾーンの照明もよく似ているものの、デザインが異なり、ゾーン分けの粋な演出が魅力的です。
▶︎関連コラム:リビングダイニングの違いとは|間取り種類と計画のポイント
横長リビングを「快適でおしゃれ」に見せるデザインのコツ
横長リビングをさらに魅力的に見せるためのデザインのコツもお伝えします。
内装の色使い
壁や天井、床などの内装を淡い色や明るい色でまとめることで、空間全体が広く、開放的に見えます。
光を反射しやすい色を選ぶと、より明るいリビングにすることが可能です。
家具の高さとバランス
背の低い(ロースタイル)家具を選ぶと、空間の奥まで視線が通り、圧迫感がなく開放的に感じられます。
またリビング全体で家具の高さにメリハリをつけることで、バランスの取れたおしゃれな空間になります。
フォーカルポイントをつくる
空間の中に一つ、視線を集める場所(フォーカルポイント)をつくることで、リビング全体の印象が引き締まります。
例えば、デザイン性の高い照明、アート作品、または印象的な観葉植物などを取り入れることがおすすめです。
ラグや照明で空間にメリハリを加える
リビングとダイニングの境界にラグを敷いたり、それぞれの空間に合わせた照明計画をしたりすることで、視覚的に空間を仕切れます。
一体感がありつつも、それぞれのエリアの機能が明確に使い勝手がよくするのに効果的です。
窓の位置や向きを最大限に活用する
窓は、光や風を取り込むだけでなく、外の景色を取り込む額縁のような役割も果たします。
窓の位置や向きを工夫することで、自然の光と景色を美しく室内に取り入れ、開放感を高め、唯一無二のおしゃれなリビングにできます。
統一感のあるインテリア選び
リビング全体の家具や小物を選ぶ際に、色や素材、テイストに統一感を持たせることで、洗練された空間が生まれるのです。
細部のデザインまで意識すると、より豊かな暮らしにつながります。
外とのつながりを意識した設計
庭やバルコニーをリビングの延長として捉え、視覚的な広がりを持たせるデザインも有効です。
大きな窓から見える緑や空は、リビングに開放感と安らぎをもたらします。
後悔しないために。横長リビングで注意すべきポイント
理想の横長リビングを実現するためには、いくつかの注意点を事前に把握しておくことがポイントです。
広さの目安を見誤らない
畳数表記だけでなく、実際に生活する上での「広さ」を体感することが重要です。
モデルハウスなどで、家族構成や家具の配置を想定して、本当に快適に感じる広さかを確認しましょう。
天井の高さが与える影響を考える
天井が高いと、同じ床面積でも空間が広く感じられます。
天井高を少し上げる、勾配天井や折り上げ天井などを選ぶだけでも、横長リビングの開放感はさらに増します。
▶︎関連コラム:リブ天井とは|メリットや種類、おすすめの計画方法
採光と通風計画
明るさだけでなく、風通しの良さも快適なリビングには不可欠です。
窓の配置や大きさ、開口部の種類を工夫し、自然の風が心地よく流れるような設計を検討しましょう。
コンセントや照明の位置
家具の配置を決める前に、コンセントや照明の位置を確認することが重要です。
事前に計画することで、家具の自由度が高まり、後から配線に悩むことを避けられます。
建築家との密なコミュニケーション
理想の横長リビングを実現するためには、ライフスタイルや希望を建築家にしっかりと伝えることが何よりも重要です。
細かな要望も遠慮なく伝え、納得のいく理想の家を実現しましょう。
横長リビングで叶える理想の暮らし
横長リビングは、明るさ、開放感、機能性を兼ね備えた魅力的な間取りです。
この特徴を活かし、住む人のこだわりやライフスタイルに合わせたプランニングをすることで、唯一無二の横長リビングが実現できます。
この記事で紹介した実例やデザインのコツを参考に、ぜひ理想の横長リビングを思い描いてみてください。
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