平屋は廊下なしが正解?メリット・デメリットと失敗しない間取り、4つのコツを解説
平屋で家づくりを検討する際、「廊下なしの間取り」をご希望する方は多いものです。
移動だけを目的とする「廊下」を節約できる間取りですが、実はデメリットもあります。
そこで本記事では、平屋の住まいで廊下をなくすメリット・デメリット、および後悔を避ける方法について解説します。
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目次
■「廊下のない平屋」が選ばれている理由
■平屋を「廊下なし」にする7つのメリット
■設計段階で知りたい「廊下なし」平屋のデメリット
■「廊下なし」平屋の後悔を避ける、間取りの4つのコツ
■まとめ|廊下なしの平屋は「かしの木建設」にお任せ
「廊下のない平屋」が選ばれている理由
はじめに、平屋の間取りで廊下のない仕様が支持されているのはどうしてなのか、その理由を確認します。
平屋において廊下をなくす最大の理由は、限られた坪数の土地や建物でも必要な広さを確保できることです。
たとえば、一般的な30坪ほどの平屋において廊下が占める面積は2坪から3坪ほどにもなります。
このスペースを廊下ではなくリビングや収納として活用できれば、同じ床面積でも室内の開放感は高まります。
また、ウッドショックをはじめとする資材価格の高騰が続く中、建築面積を抑えてコストダウンを図りたいというニーズとも合致しています。
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平屋を「廊下なし」にする7つのメリット
廊下をなくすことのメリットは、単にスペースを節約できることだけではありません。
住環境を高める具体的な7つのメリットについて詳しく解説します。
移動のための床面積を減らせる(建築費用節約)
家作りにおいて床面積は増えるほど、建築費用が高くなることにつながります。
ただ通るためだけの通路である廊下をなくすことは、建築費用を抑えることに直結します。
近年の住宅は坪単価で80万円、90万円ほどにもなりますので、廊下の分だけ1坪から2坪床面積を減らせれば、数十万円から100万円台の費用を節約することも可能です。
採光、通風に優れた間取りを実現できる
廊下の壁で空間が細かく仕切られると、光や風の流れが遮断されてしまいます。
廊下をなくしてLDKと各部屋を緩やかにつなげることで、南側の窓から入った光を北側、家の奥まで届けることが可能となります。
風の通り道も確保できますので、家全体の換気をスムーズにすることにもつながり、湿気や熱気がこもりにくい健康的な住環境が整います。
▶︎関連コラム:窓デザインで外観はここまで”おしゃれ”に│千葉県・東京23区エリアの施工事例とともに解説
部屋ごとの温度差がなくなりヒートショックを避けられる
一体的な間取りは、部屋ごとの温度差を小さくすることにもつながり、ヒートショックを避けることにも効果を発揮します。
暖房の効いたリビングから廊下へ移動する際など、急激な温度変化は血圧の急な上昇を招き「ヒートショック」と呼ばれる体調不良を引き起こす原因となります。
廊下のない平屋は家全体がワンルームに近い構造ですので、暖気が脱衣室やトイレなどにも伝わり、家中の温度を一定に保つことが可能です。
家族が顔を合わせる機会が増えてコミュニケーションを取れる
平屋で廊下のない間取りでは、寝室や子ども部屋など個室に行くためにリビングを通過する動線が生まれます。
この結果、自然と家族同士が顔を合わせる機会が増えます。
思春期のお子様がいらっしゃるご家庭であっても、コミュニケーションが希薄にならず、緩やかなつながりを感じつつ暮らすことができます。
バリアフリー性が高く、子どもも高齢者も安心
一般住宅の場合、十分な幅の廊下を確保することは難しく、車いすや歩行機の移動を妨げる原因となります。
また、ドアの開閉や曲がり角の多さも、特に高齢者にとって負担となります。
廊下のない平屋であれば、日常動作が楽になることに加え、将来車いすが必要になった場合にリフォームなしで住み続けることも可能です。
▶︎関連コラム:バリアフリーな家は誰にでも住みやすい|守るべきポイントまとめ
掃除の手間や家事負担を軽減できる
廊下は意外とゴミが溜まりやすく、掃除機をかけるたびにコンセントを差し替えたり狭い場所を行き来したりと、手間がかかる場所でもあります。
廊下がなければ、LDKを掃除するついでに各部屋までスムーズにお手入れができます。
近年普及しているロボット掃除機を利用する場合も、段差や狭い通路、壁が少ない、廊下なしの平屋は理想的な環境といえます。
移動距離が短くなり、家事動線も整う
廊下がない間取りは、部屋から部屋へと移動する距離が物理的に近くなります。
リビングやダイニング、キッチンから洗面室、個室といった各部屋への移動する距離が減りますので、普段の移動や家事の効率がアップします。
「洗濯をする」「干す」「しまう」といった一連の動作が短く完結しますので、毎日の家事の時間を圧縮し、ゆとりの時間を生み出せる点も魅力です。
▶︎関連コラム:ランドリールームの間取りで失敗しない方法|家事動線を便利に
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設計段階で知りたい「廊下なし」平屋のデメリット
こうしたメリットがある一方で、「廊下なしにして失敗した」という声があることも事実です。
後悔を防ぐためには、設計の段階でデメリットを確認することが大切です。
- トイレの匂いがLDKに伝わることがある
- 玄関からLDKが直接見えてしまう
- 個室(寝室や子ども部屋)のプライバシーを確保しづらい
- 壁面が減り収納家具やスイッチの場所に困る など
「廊下なし」平屋の後悔を避ける、間取りの4つのコツ
お伝えしたデメリットの例は、間取りなどの工夫次第で解消することは可能です。
廊下のない平屋で後悔を避けるために、次のような対策を検討しましょう。
匂いや視線が直接伝わらない間取りにする
トイレや洗面室といった、プライバシーが求められる間取りの配置には特に配慮が必要です。
LDKから直接トイレのドアが見えないよう、収納スペースや壁を挟んで配置したり、入口の向きを90度変えるだけでも、音や視線に関するストレスは軽減されます。
その時々によって開けたり閉じたりできるように、間に引き戸を設けることもおすすめです。
LDKを区切れる構造にする
普段は開放的に利用しつつ、来客の時や冷暖房効率を高めたい時だけ空間を仕切れるよう、引き戸など可動式の間仕切りやロールスクリーンを設置することもおすすめです。
特に玄関ホールとリビングの間にはドアが1枚あるだけで急な来客時の目隠しとして、また冬場の冷気対策としても機能しますのでおすすめです。
個室の前に前室を設ける
寝室や子ども部屋のプライバシーを守るためには、リビングから個室へ抜ける際にワンクッション置けるスペースを作ることがコツです。
たとえば、リビングと個室の間にウォークインクローゼットなどの収納やファミリーライブラリーのような共有スペースを配置します。
こうした緩衝帯があるだけで、音漏れや光が漏れるといった問題は改善可能です。
前室には帰宅後の着替えや片付けがスムーズになるという二次的なメリットもあります。
家具やスイッチの配置を入念に検討する
平屋で廊下がない家は壁が少なくなります。
壁が少ないお住まいでは、設計の初期段階で家具の配置を決めることが重要です。
- ソファーを置くためにフロアコンセントにする
- 壁掛けテレビにするために壁に補強を施す など
こうした事前の計画が、ストレスのない家具や家電の配置につながります。
まとめ|廊下なしの平屋は「かしの木建設」にお任せ
【事例詳細】H様邸(設計:奥野公章建築設計室 写真:中山保寛)
平屋において廊下のない間取りを採用することで、建築費を節約することのほか、開放感を生み出すこと、家事動線を効率化することなど多くのメリットが生まれます。
一方で、音やプライバシーの問題を安易に考えると、住みづらい家になってしまうリスクも潜んでいます。
失敗や後悔を防ぐためには、単に廊下を削るのではなく、家族の距離感や生活する上で発生する音や視線といった要素を計算しながらゾーニングすることが重要です。
「ワンフロアで開放的な平屋を建てたいけれど、プライバシーも大切にしたい」
このようにお考えの方は、ぜひ「かしの木建設」にご相談ください。
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