中庭のある間取りの種類と魅力|実際の建築事例も

 

外の開放的な空気を感じながらも、家族だけのプライベート感のある「中庭」。家づくりにおいて中庭を作りたいと思っている方もいらっしゃるかもしれません。

 

中庭のある家の間取りには「コ」の字型と「ロ」の字型。「L」字型の3種類に分けられます。それぞれの特徴と魅力、実際の建築事例をご紹介していきます。

 

◼ 中庭のある家の間取り

家づくりで外の空間を取り入れる際、ベランダやバルコニー、テラス、屋上などのさまざまな種類がありますが、外からの視線を気にせず家族だけの時間を過ごせるのが中庭ならではの魅力。中庭は形ごとに3つの種類に分けられるので、それぞれの特徴をご紹介します。

 

・コの字型

コの字型は、カタカナの「コ」のように中庭が家の外壁のうち3面に囲まれているような形のことをいいます。中庭が完全に取り囲まれているわけではなく1面は外と接していることになります。完全に囲われた中庭と比べて開放感があるのが特徴です。

 

また中庭と外、中庭と家の中の行き来も間取りのポイントの一つ。間取りによっては、家の中からしか中庭に出入りすることができないこともありますが、コの字型の中庭では外から中庭に出入りすることができます。そのためガーデニングや家庭菜園をしたい方には、外から出入りできるコの字型がおすすめです。

 

・ロの字型

ロの字型はカタカナの「ロ」の字のように、家の外壁で中庭のまわり全てを囲われた状態の中庭のこと。家の中心部分に中庭が配置されるため、他のどの形よりもプライベート感が強いのが特徴。それでいて家の真ん中に光が差し込む形になるため、家全体を明るい雰囲気にすることができます。

 

中庭を挟んで向かい合っている部屋に移動したいときには、中庭をぐるりと回って移動するか、中庭を突っ切るかのどちらかになるため、移動が億劫に感じられる方もいるかもしれません。また中庭の4面を家で囲むためには、外壁が増えるため建築費用が高くなる可能性があることも頭に入れておきましょう。

 

・L字型

L字型は、家がアルファベットの「L」の形になっており、中庭の2面が家の外壁に面している間取りのことをいいます。他の中庭の形と比べて、外と面する部分が大きいため開放感を得られる一方、外から中庭が見えてしまうこともあります。完全なプライベート空間を望んでいる方には向いていないかもしれませんが、程よい開放感がほしい方にはおすすめ。

 

コの字型やロの字型と比べて中庭と外壁が面する部分が少ないため、建築費用を抑えられるというメリットもあります。

 

◼ 中庭のある家の魅力

外の空間にはベランダやバルコニー、テラス、屋上などさまざまな種類がありますが、その中でも中庭を選ぶことにはどのような魅力があるのでしょうか。

 

・外の視線が気にならない

中庭を検討する方の中には、外の視線が気にならないようなスペースがほしいという要望があることも多いはず。特に都心部では近くの家との距離が近いことが多いため、庭やベランダがほしいと思っていたとしても、外からの視線が気になって活用しにくいというケースもよくあります。

 

そこで中庭があれば、外の視線を気にすることなく、外の空間を楽しむことができるというわけです。

 

・安全性

お子様やペットを外で遊ばせたいと思っている方も多いかもしれませんが、家の前の道路が気になってしまいますよね。そんなときに中庭があれば、敷地外と面していないためお子様やペットを安心して遊ばせることができます。

 

LDKと中庭が隣接していれば、キッチンで料理をしながら、リビングを掃除しながらでも様子を見守ることができます。

 

・日当たり

住宅密集地や都心部で家を建てる場合、日当たりの確保が難しいことも。中庭があれば、高い位置からの光が差し込みやすいため、日当たりの良い家にすることができます。日当たりの良さは、家での生活の快適性に関わってくるため、日当たりが気になる方は中庭という選択肢を検討してみてください。

 

◼ 中庭のある家の建築事例

中庭のある家の間取りの種類と、中庭のある家の魅力についてたっぷりご紹介してきました。実際に中庭のある家の建築事例も参考にしてみてください。

 

・植栽が豊かな中庭

中庭のうち敷地外に面する部分はなく、家の外壁に囲まれたプライベートな中庭があるこちら。中庭の中心には植栽があり、その外側には石が敷き詰められています。遊んだり趣味を楽しんだりするスペースというよりも、植栽を家の中から眺めてほっと一息つくような空間になっています。

家の中には薪暖炉があり、冬でも暖かく過ごせるように工夫されています。中庭とは別で広々とした庭もあり、大きな窓からは庭も見渡すことができます。

 

実際の施工事例はこちら

 

・「ロ」の字型のプライベートな中庭

こちらは「ロ」の字形の完全プライベートな中庭になっています。中庭のまわりには大きな窓で囲まれており、家の中のどこにいても中庭を眺めることができます。家の中心に中庭があることで、家の中への日当たり確保にも一役買っています。

中庭に面する空間のうち、1つはLDK。外の空間を感じながら料理をしたり、くつろいだりすることができる生活はとても豊かです。

 

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・充実した時間を過ごせる中庭

広々としたスペースにテーブルとイスを並べているこちらの中庭。まわりは家に囲まれていますが、空間が広いことと家の高さが低い部分があることから開放感を感じられます。テーブルとイスを並べて食事を取ったり、コーヒーを飲んだり、読書をしたりと思い思いの時間を過ごすことができます。

 

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・実用性の高い中庭

LDKとつながっている中庭はウッドデッキになっており、靴を洗ったり実用的に使えそうな空間になっています。LDKからだけではなく家の中の3つの空間から出入りできるため、動線の良い間取りに。ウッドデッキではお子様も安心して遊ぶことができそうです。

 

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・外壁に囲まれた外の階段

中庭という分類ではないかもしれませんが、外壁に囲まれた外の階段という珍しい間取り。こちらはビルの建築事例なので、戸建ての住宅とは違いますが、建物内を移動する際に外の空気を感じられるだけでもリフレッシュになりそうです。

外の階段のある空間と面する1階部分は、外の光がたっぷり差し込むLDK。日中は照明の必要がないくらいの日差しが差し込んでいます。

 

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◼  まとめ

中庭のある暮らしに憧れている方も多いかもしれませんが、中庭の間取りの種類と魅力について今一度ご紹介してきました。ベランダやバルコニー、テラス、屋上のような外の空間とは一味違った空間を楽しむことができます。

 

実際の事例も参考にしながら、中庭を間取りに組み込むかどうかを検討してみてください。

 

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