キッチンには木目天井がおすすめ!おしゃれな事例紹介も

和モダンテイストのリビング

一般的な天井は白いクロスを貼ることが多いですが、木目の天井にするとおしゃれな雰囲気になっておすすめです。

ここでは木目天井のメリットや、参考にしたいおしゃれな事例も紹介していきます。

これから新築住宅の計画を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 


目次

木目天井が人気

キッチンを木目天井にするメリット

■キッチンを木目天井にする際の注意点

■キッチン木目天井の事例紹介

■木目天井のキッチンでおしゃれに

 

 

木目天井が人気

住宅を計画する中で、インテリアや内装を決めていくのは楽しいですよね。

「ナチュラルな雰囲気にしたい」「モダンでおしゃれなインテリアにまとめたい」など、人によって好みは様々です。

その中でも天井の素材は意外と重要なポイント。

一般的には壁や天井には白いクロスを貼ることが多いですが、「木目天井」にすれば他とは違った個性的な内装にできますよ。

しかし板張りの木目天井では、、白いクロスとは違った注意点もあります。

そこでこの記事では、板張りの木目天井にする場合のメリットや注意点、事例などを紹介していきます。

ぜひ住宅のインテリア計画の際の参考にしてみてください。

 

【関連コラム】木造住宅でも高級感を出せる?設計のポイントや上手な作り方

 

キッチンを木目天井にするメリット

効率的な間取りのLDK

ここでは、木目天井を選ぶメリットを紹介していきます。おしゃれで落ち着いた雰囲気のインテリアにしたい方におすすめです。

キッチン木目天井のメリット①高級感

木目天井は、よくある白いクロスとは違い高級感を演出できます。

木目ならではの美しい模様が見えるので、シックで落ち着いた雰囲気になるのも特徴。

通常よりも手間のかかった内装になり、こだわりが感じられますね。

 

板張りの木目天井にする場合、木の素材にもこだわるとオリジナリティなインテリアになりますよ。

たとえば「ウォールナット」であれば重厚感のあるダークブラウンな色味が特徴で、格の高い空間になります。

また「チーク」は美しい黄金色となっており、特有のツヤのある表情が特徴です。時間が経つとともに飴色に変化していくので、長く美しい状態を保てます。

日本建築など和風の内装であれば「ヒノキ」がおすすめです。耐湿・耐水性が高いため、内装材として優秀な素材です。また香りが良く、リラックス効果もありますよ。美しい年輪が和の雰囲気を高めてくれるので、高級感を演出できます。

 

キッチン木目天井のメリット②リラックス効果

板張り天井で自然素材を使えば、リラックス効果が高まります。

木の素材特有の風合いがあり、森の中にいるような落ち着いた気分になれるでしょう。

一般的な白いクロスは無機質な印象になってしまいますが、自然素材を取り入れることで温かみのあるやわらかいイメージに変えられますよ。

 

また板張りにすることで、屋根の勾配を生かした傾斜天井にすることも可能です。

高い天井になれば開放感も演出でき、広々とした空間でリラックス効果も。

 

キッチン木目天井のメリット③家具と合う

テーブルやカップボードなどのインテリア家具は、木の素材が選ばれることが多いですよね。

木目天井にすれば、インテリア家具とコーディネートすることが可能です。

同じ素材感や色味でそろえると、家具の圧迫感が減ってすっきりとした内装にできますよ。

木目天井の種類は豊富なので、好きな家具を先に選んでから模様を合わせることも可能です。

「木目天井はあまり見たことがないので、部屋と合うか心配…」という声はよく聞かれますが、違和感なくまとまりますよ。

 

また本物の木を使った木天井であれば、梁やダクトの不陸(でこぼこ)を隠すことも可能です。

クロス張りだとどうしても凹凸が出てしまうこともありますが、板張りにすればフラットな見た目に統一できます。

また間接照明を配置すれば、天井を目立たせずにおしゃれな雰囲気にすることも。

 

キッチン木目天井のメリット④安価なクロスも可能

天然の木素材を使った板張りの木目天井は、コストが高額になりがちです。

とくにヒノキやウォールナットといった素材は、面積が大きくなるとかなりの金額に。

そんな場合には、木目の模様をあしらったクロスで代用することも可能ですよ。

安価な素材の中にも、リアルな質感を追求した製品も多数登場しています。

ただし素材の質感自体は、本物の板張りに比べると劣る場合もあるため注意しましょう。

 

キッチンを木目天井にする際の注意点

木目天井にする場合には、木目の向きに注意が必要です。

古くからの日本住宅では、木の根の向きを家の内側に向けるのが一般的となっています。

これには、「根を張って家を繁栄させる」という意味合いが込められています。

ちなみに和室の床の間の場合、床の間の方向には木目を向けないようにする必要があります。

このように木目の向きには意味合いがあるため、計画の際にはしっかりと確認して押さえておくのがよいでしょう。

 

キッチン木目天井の事例紹介

ここでは、木目天井を取り入れた建築事例を紹介していきます。

おしゃれでシックな内装から、落ち着いた和モダンな住宅まで幅広く紹介していくので、住宅計画の際には参考にしてみてください。

 

キッチン木目天井の事例①木目の内装が素敵な家

こちらの事例では、内装材をすべて木目仕上げにしています。

キッチンやリビングダイニング全体が同じ木目模様で統一されているので、すっきりとしたシンプルな雰囲気になっていますね。

ナチュラルなインテリアにしたい場合におすすめの手法です。

 

キッチンの壁面や天井だけを木目にするのではなく、収納引き出しの仕上げも同じ素材で揃えているのが特徴です。

空間全体に統一感が生まれ、見た目にも美しいですね。

ただし既製品で実現するのは難しいことが多く、家具の造作が必要となります。

こういった仕上げにするには造作家具が得意な工務店に依頼する必要があるため、計画の早い段階で相談しておくのがおすすめですよ。

 

木目の板張りを生かして、高さのある傾斜天井にしているのもポイントです。

あえて天井を張らないことで高い空間を作り、開放的な雰囲気となっています。

LDKが一体となったコンパクトな間取りですが、傾斜天井にすることでスペースが広く感じられますね。

【事例詳細】白子の小屋(設計:テンジンスタジオ)

 

キッチン木目天井の事例②和モダンな家

こちらは、天井の木目を生かした和モダンなキッチンの事例です。

梁や柱をそのまま表し仕上げにした内装で、落ち着いたシックな雰囲気が感じられますね。

 

キッチンは対面式になっており、ダイニングやリビングにいる家族とコミュニケーションをとりながら調理ができます。

キッチンからはガラス張りの中庭も見られ、心休まる眺めに生活の質が上がりそうですね。

 

設計事務所のおしゃれな新築住宅

外観はこのような仕上げになっており、木質の素材感を存分に生かしているのが特徴です。

木造住宅ならではのナチュラルで自然な家で、和風でありつつもモダンな雰囲気が素敵です。

【事例詳細】S様邸(設計:後藤組設計室 写真:後藤 智揮)

 

キッチン木目天井の事例③天然木の家

ライトなカラーの木目を使って、カジュアルで軽やかな雰囲気に仕上げた事例です。

リビングからキッチンにまっすぐ伸びた木目のラインが特徴的で、天然木の素材感が際立っていますね。

照明もオレンジ系の電球色が使われており、木の柔らかな質感を演出しています。

大きな開放感の吹き抜けリビング

リビングには吹き抜けが作られています。

梁がそのまま見える構造ですが、木の質感が際立っていて空間のアクセントになっていますね。

このように、天然木を使うことで落ち着いた空間に仕上がります。

【事例詳細】Y様邸(設計:かしの木設計)

木目天井のキッチンでおしゃれに

キッチンを木目天井にする内装は珍しいですが、落ち着いたおしゃれなインテリアにしたい方には特におすすめの方法です。

天然木のほか、予算を抑える場合にはクロスを貼って代用することも可能。

こだわった内装にしたい方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

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著者情報

かしの木建設株式会社

かしの木建設株式会社

かしの木建設株式会社は、予算や設計、コンサルタント業務を含む建築・住宅工事に50年以上の実績があります。
本コラムのコーナーでは、住まい手に役立つ家づくりの情報を発信しています。

【資格・許可】
千葉県知事許可 県知事許可 建築工事業(特-29)第44199号
土木・とび土木工工事業(般-29)第44199号
大工工事業(般-29)第44199号

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