建築家と叶える理想の住宅。「ただの家」ではなく「暮らしを彩る家」へ
理想の住宅づくりは、単に住まいをつくる作業ではありません。毎日の暮らしを彩り、心から満たされる空間をかたちにする重要なプロセスです。
設計の自由度が高く、ライフスタイルに寄り添った空間づくりが可能になるため、理想の家を建てるなら『建築家と創る注文住宅』という選択肢がおすすめです。
「どの建築家に相談すればよいか」
「どのように家づくりを進めていけばよいのか」
といった不安や迷いを感じる方も少なくありません。
今回は、建築家と創る家の魅力を、「デザイン」と「性能」の両面から紹介するとともに、建築家の探し方や実例、家づくりの進め方について丁寧に解説します。
心地よさと安心を両立する住宅づくりのヒントとして、ぜひ参考にしてください。
建築家と創る家は、デザインと性能の両立が可能
建築家の住宅は、見た目の美しさと住宅としての性能の両方を高い水準で実現できます。
断熱性や耐震性を備えつつ、自然光や通風、構造材の美しさまでも計算された設計が特徴です。
外観から間取り、素材や照明に至るまで一貫性を持たせられるため、量産型の住宅では得られないオリジナリティのある空間をつくれます。
家事動線や収納計画も生活に合わせて細やかに設計されており、以下のような、住みやすさと美しさを同時に叶えることが可能です。
- 無垢材の質感を活かした温かみのある床
- 間接照明による落ち着いた空間演出
- 見せる収納と隠す収納を使い分けたすっきりした設計
建築家と創る住宅は、暮らしそのものの質を高め、住む人の理想や価値観を丁寧に反映できる住まいです。
理想の住まいを実現するなら、建築家と創る住宅がおすすめです。デザインと性能が高い住宅の施工事例をぜひご覧ください。
建築家と創る住宅の価格帯について
建築家と創る住宅は「高額になる」というイメージがされやすく、依頼先や建築内容によって費用は幅広く、明確な相場が見えにくい傾向があります。
ですが、家を建てる際に必要となる費用の構成を知ることで、無理のない資金計画を立てやすくなります。
建築家と創る住宅にかかる費用
建築家に依頼する場合、工事費のほかに「設計監理料」がかかるケースが一般的です。
なお設計監査料とは、プラン設計から施工監理までを一貫して担う建築家の専門性に対する費用です。
このように、総額の構成を把握することで、資金計画が立てやすくなります。
一般的な価格帯と費用の内訳
住宅金融支援機構「フラット35利用者調査(2023年度)」によると、全国平均で注文住宅の費用は約3,920.8万円、建築面積は102.2㎡(約30.92坪)です。
坪単価に換算すると、約127万円/坪になります。
首都圏ではさらに高く、平均費用は約4,383.2万円、建築面積94.1㎡(約28.46坪)で、坪単価は約154万円/坪です。(※坪単価は弊社が独自に算出)
参考:住宅金融支援機構 フラット35利用者調査(2023年度)
建築家と創る住宅の場合、データの坪単価より高くなることも多く、大手ハウスメーカーのハイグレードモデルと同程度になるケースが一般的です。
なお主な費用の内訳には以下が含まれます。
- 建物本体工事費:基礎・構造・内外装・設備など
- 設計監理料:建築家への設計・監理の報酬(工事費の10〜15%程度が一般的)
- 付帯工事費:外構工事・地盤改良・解体工事など
- 諸経費:申請費用、登記費用、ローン関連費など
多くの場合、設計監理料が別途かかる点が、ハウスメーカーとの大きな違いです。
コストを調整しながら理想を実現する工夫も可能
建築家と創る住宅は、コスト調整の柔軟さがあるのも特徴です。
予算に合わせて優先順位を決め、使う素材や施工方法を工夫することで、理想の空間を無理なくかたちにできます。
例えば以下のような工夫ができます。
- 間取りをシンプルにし、施工コストを抑える
- 設備機器や仕上げ材のグレードでバランスを取る
- 将来の増築を前提とした設計で、初期費用を抑える
費用を把握し、建築家と相談しながら調整することで、ご希望に合った住まいを実現しやすくなります。
建築家との家づくりを検討するなら、まずは実績豊富な建築家を知ることが第一歩です。
スタイルや得意分野から探せる建築家一覧をご覧ください。
建築家の探し方|理想のパートナーと出会うために
建築家と創る住宅を成功させるには、信頼できるパートナーとの出会いが欠かせません。
探し方の選択肢やポイントを把握することで、ご希望に合った建築家に出会える可能性が高まります。
建築家を探す主な方法
建築家を探す方法はいくつかあります。それぞれの方法に特徴があるため、目的やスタイルに合った手段を選ぶことがポイントです。
- 建築家紹介サイトや専門メディアを活用する
全国の建築家を検索できるサービスもあり、事例写真や設計スタイルから比較検討しやすいのが特徴です。
- 住宅展示会・建築系イベントに参加する
実際に設計士本人と話すことができ、信頼関係の第一歩を築きやすくなります。
- 地域の工務店や設計事務所に直接問い合わせる
地元密着型の建築家と出会える可能性が高く、土地条件や気候への理解も深い傾向があります。
- 知人やOBの紹介を受ける
実際の評判や住んだ後の感想も聞けるため、参考にできます。
建築家選びで重視したいポイント
探し方だけでなく、建築家の選び方も重要です。以下のような観点から判断することで、理想の家の方向性とのミスマッチを防げます。
選定時に確認したいポイントは以下の通り。
- 設計スタイルや過去の実績(得意なデザイン・構造など)
- コミュニケーションの取りやすさ・提案力
- 設計に対する考え方や価値観の一致
- 予算に対する柔軟性と費用の説明のわかりやすさ
上記のような観点を踏まえたうえで、複数に相談し比較することがおすすめです。
建築家と創る住宅を成功させるために
自由度の高い家づくりだからこそ、満足度の高い住まいを実現するためには事前の心構えと進め方の工夫が重要です。成功につなげるために、押さえておきたいポイントをご紹介します。
目的や暮らし方のイメージを言語化しておく
建築家は施主の想いをヒントに空間を構想します。見学会や打ち合わせの前に以下のような内容を整理しておきましょう。
- どんな暮らしを実現したいか(在宅ワーク、子育て、趣味など)
- 空間の雰囲気や好み(素材感、明るさ、スタイル)
- 優先したい条件や譲れる条件(場所・広さ・性能など)
言葉だけでなくイメージを共有できる写真やスクラップ、メモなども効果的です。
建築家との相性や進め方を重視する
同じ家づくりでも、建築家ごとに提案のスタイルや価値観には違いがあります。理想的な相手を見つけるには、以下のような点を見極めることがポイントです。
- 設計事例に自分の好みが反映されているか
- 予算や制約に柔軟に対応できるか
- 話しやすく、考えや価値観を引き出してくれるか
初期相談やポートフォリオの確認を通じて、信頼関係を築けるかどうかを見極めましょう。
設計だけでなく工事やメンテナンス体制も確認する
建築家と創る住宅は、提携する施工会社で建てられることが一般的です。建築家との連携体制や、完成後のアフターサポートについても、事前に把握しておきましょう。
建築家と創る住宅のメリット・デメリット
家づくりにおいて建築家を選ぶことで得られる魅力は多くありますが、同時に注意したい点も存在します。メリット・デメリットを把握することで、依頼先を検討する際の判断材料になります。
メリット
- 自由度の高い設計が可能
土地の形状やライフスタイルに合わせた設計ができるため、理想の暮らしを反映しやすくなります。
- 細部までこだわった空間づくり
素材や間取り、収納の配置など、生活動線を意識した設計が可能です。
- 敷地の特性を活かす工夫が得意
狭小地や変形地でも魅力的な住まいに仕上げる柔軟性があります。
- 中立的な立場でサポートしてくれる
施工会社との契約や見積もりのチェックなど、施主の立場で寄り添ってくれます。
デメリット
- 打ち合わせや設計に時間がかかる
一から設計するため、プラン決定までに一定の時間が必要です。
- 設計料が発生するため費用が増える傾向
一般的には建築費の10〜15%程度の設計料がかかります。費用感の把握が重要です。
- 施工会社とのマッチングによって品質が左右されることも
一般的には建築家と施工会社は別契約となることが多く、現場との連携が欠かせません。
建築家と創る住宅を、前向きに考えるために
建築家と創る家づくりには、自由度の高さやデザイン性の追求など、大きな魅力があります。
一方で、費用面や打ち合わせの手間など、注意すべきポイントもあります。だからこそ、信頼できる建築家と出会い、ご希望やご予算に合った進め方を選ぶことが重要です。
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