天井が高い家に憧れる!おしゃれな空間に

シーリングファンのある傾斜天井

天井の高い家は、開放感があって素敵ですよね。

とくに吹き抜けや梁が見える天井など、「躯体現し」の手法はオリジナリティが合ってこだわりが感じられます。

そこでこの記事では、天井の高い家にするメリットや注意点、具体的な建築事例についてまとめました。

これから新築住宅をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 


目次
■高い天井のメリット
■高い天井にする場合の注意点
■高い天井の事例紹介
天井を高くして理想の住まいに木の家の内装を計画しよう

 

高い天井のメリット

ここでは、高い天井にするときのメリットを紹介していきます。

「天井の高さはどのくらいにすればいいの?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

高い天井のメリット①開放的な空間になる

一般的な天井は、2.4m程度に設計されています。

これを2.7m~3m程度にすると、少しの差ですがかなり開放的な雰囲気に感じられます。

部屋のお床面積がコンパクトな家でも、天井を高くするだけで広々空間に。

 

2階にリビングがある家の場合、あえて天井板を張らずに柱や梁を露出させる「現し仕上げ」にするのもおすすめですよ。

現し仕上げにすると、天井が無くなってオープンな空間になります。

梁が見えていることで空間のアクセントになり、他にはないオリジナリティが感じられるのも人気のポイント。

 

高い天井のメリット②明るい空間になる

天井を高くすることで、上部に窓を設置するスペースが生まれます。

高い位置から採光することで、部屋全体に光が回りやすいというメリットも。

とくに隣の家との距離が近い住宅の場合は、日当たりを良くするためにもおすすめの手法ですよ。

窓の面積が大きくとれない場合は、横長のスリットタイプのデザインにするのもよいでしょう。

 

高い天井のメリット③木造ならナチュラルな雰囲気に

現し仕上げは、通常は隠れている天井の骨組みや構造が見えるデザインです。

木造住宅では柱や梁などの骨組みにも木材が使われているため、木材を露出させることで温かみのあるナチュラルな雰囲気に仕上がりますよ。

梁の上にスポットライトや間接照明を設置すれば、ふんわりと空間全体が明るくなっておすすめです。

 

また空間にメリハリが生まれるので、高級感のある雰囲気に仕上がります。

たとえば天井が高い分、小上がりのタタミコーナーを設けたりスキップフロアの空間を作ったりするなどデザインの自由度も上がりますね。

部屋の容積が上がる分、思い通りのデザインに設計しやすくなるでしょう。

 

【関連コラム】木造住宅でも高級感を出せる?設計のポイントや上手な作り方

 

高い天井にする場合の注意点

天井材を表して高い天井にする場合には、通常の天井にはない注意点に気を付ける必要があるでしょう。

ここでは、高天井を計画する際の注意点についてまとめています。

快適な生活を送れる家にするために、ぜひ参考にしてみてください。

 

高い天井にする注意点①断熱性を考慮する

通常の天井が張ってある住宅の場合、天井裏に断熱材を敷き詰めているケースが多いです。

これにより室内の温度変化を緩やかにし、快適で過ごしやすい室温に保っています。

しかし天井材を現し仕上げにすると、その工法が使えなくなる点に注意が必要です。

それに対する対策としては、外断熱工法がおすすめです。

ただし外断熱は内断熱に比べるとコストが高くなりがちで、工期も長くかかってしまうのがデメリット。

躯体現しはおしゃれで見栄えが良いですが、断熱施工は最初にしっかり計画しておく必要があるでしょう。

 

さらに、空調機器の効率にも気を付けましょう。

天井が高い分、暖かい空気が上の方に行きやすく生活スペースが寒くなりがちです。

中には通常の天井高さの部屋に比べて、冷暖房費用が余計に掛かってしまうケースも。

対策としては、サーキュレーターや床暖房を取り入れるのがおすすめですよ。

インテリアファン等を設置すれば、おしゃれなだけでなく暖まった空気をかき回す効果が期待できます。

 

高い天井にする注意点②コストがかかる

まず高い天井にするには、建築費用が通常よりも掛かります。

材料費が多く掛かるだけでなく、吹き抜けやスキップフロアといった変則的なデザインにすることで施工の手間が余計にかかるのです。

 

さらに天井現しにすると、より多くのコストが掛かる場合も。

天井を張る仕上げだと、天井裏に照明器具の配線や配管を無造作に置いていても気になりませんよね。

しかし天井現しだと配線を一つにまとめて美しく仕上げたり、梁や柱といった躯体の表面を仕上げたりとプラスアルファの作業が必要になってしまいます。

 

建築時の費用だけでなく、生活していく上でのメンテナンス費用も忘れてはいけません。

高い位置に設置した照明器具やインテリアファンは、定期的にホコリを取るなどの掃除が必要に。

脚立を置いても手の届かない位置だと、専門業者を呼ぶケースもあるでしょう。

費用は住宅の状態や間取りによっても異なるので一概にいくらとは分かりませんが、通常の天井高さの部屋よりは多めに見積もっておくと安心ですよ。

 

【関連コラム】風通しの良い家で心地よい暮らし|おすすめのポイントも

 

高い天井の事例紹介

ここでは、実際の建築物で高い天井を取り入れている事例を紹介していきます。

開放的で広々とした住宅など、ぜひご自宅の計画にも参考にしてみてください。

高天井の事例①天井が開放的な木造住宅

こちらの事例は、土間の玄関を入ってすぐLDKがある間取りとなっています。

コンパクトな建築面積を有効活用するため、あえて廊下やホールといった余計なスペースを作らずに大空間を確保。

床面積自体はそれほど広くありませんが、天井までの吹き抜けとなっていることで開放的な雰囲気になっていますね。

床から壁、天井にいたるまで同じ木の内装材で統一されているので、全体的に木の温もりが感じられる住まいです。

天井に近い部分に窓を設けることで、採光もたっぷりと確保できています。

高い位置からの光は部屋全体に回りやすいので、周辺環境が日当たりのよくない場合にもおすすめですよ。

ロフト

またこちらの実例では、一部にロフトを設けています。

一般的な2階建てのように扉や壁で完全に仕切られているわけではないため、下階とのゆるい繋がりが感じられますね。

子どもの遊びスペースや、大容量の収納スペースとしても活用できておすすめです。

【事例詳細】白子の小屋(設計:テンジンスタジオ)

 

高天井の事例②急勾配がダイナミックな住宅

屋根形状をそのまま生かし、勾配天井にしている実例です。

もともと床面積の広い住宅ですが、天井を高くすることでさらに開放的に見えていますね。

構造上中央に柱が必要となっていますが、シンプルな細い柱を採用することで邪魔にならずに仕上げています。

建物の両サイドには大きな窓が設けられていて、日差しもたっぷり。

家の中にいるのに、まるでアウトドアにいるかのような心地よさを感じられる空間です。

傾斜天井の家

建物の外観は、このようになっています。

勾配天井が特徴的でおしゃれな印象ですが、周囲の自然環境ともよくマッチしていて素敵です。

黒い外壁に木材の色味がアクセントになっていて、スタイリッシュなモダンさも感じられます。

【事例詳細】E様邸(設計:SUPPOSE DESIGN OFFICE(株))

 

高天井の事例③和風の雰囲気が素敵な住宅

こちらは古民家を利用した住宅で、木造の在来工法をインテリアにも生かしています。

天井を張らず、梁や柱をそのまま露出しているのが特徴ですね。

木の質感が感じられるので、どこか落ち着く空間になっています。

「古民家だと築年数が経っているから、耐久性が心配なのでは?」という声はよく聞かれますが、質の良い木材を使っている住宅は何十年たっても強いものです。

こちらの住宅もしっかりとした作りとなっており、躯体現しにすることで梁などの構造材が建物全体を支えているのがよく分かります。

ただしリノベーションの場合は、天井を撤去してからでないと躯体現しに適しているか判断が付かないことも多いです。

計画を考えている場合は、ぜひ専門業者に相談してみましょう。

 

建物の外観はこのようになっています。

昔ながらの趣を残しつつ室内は新しく作り替えているので、住環境の快適さもばっちり。

【事例詳細】君津古民家(設計:テンジンスタジオ)

 

天井を高くして理想の住まいに

天井の高い住まいは、開放的で空間が広く見えて憧れますよね。

特に木造住宅の場合、梁などをあえて見せる躯体現しも素敵で人気があります。

計画の際は、暮らしを送るうえで必要な断熱性などにも注意するのがおすすめです。

これから新築やリノベーションをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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