風通しの良い家で心地よい暮らし|おすすめのポイントも

住まい作りを考えるとき、家の外観や間取りの広さなど気になるポイントはたくさんありますよね。

しかし意外と重要なのが「風通しの良さ」です。明るくて風通しの良い家は、誰にとっても住み心地がよく快適なものでしょう。

この記事では、そんな風通しの良い家にするためのポイントやコツを紹介していきます。

これから新築やリフォームで住まいづくりを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

風通しの良い家に住みたい

住宅

住宅を新築する際に、風通しの良さは重要なポイントです。

しかし風通しの良さは、立地や周りの建物の影響が大きいのでは?というイメージがあるのではないでしょうか?

じっさいに、立地によって風の通り方は違ってくるのですが、建物や間取りの工夫によってかなり改善されるケースも多いです。

「ただ窓をたくさんつければよい」というわけではないので、ぜひ風の流れの特性を知り、ポイントを守って住宅計画を立ててみてください。

 

 

風通しが良い家のメリット

住宅の軒先

ここでは、風通しが良くなることのメリットについて紹介していきます。

ただ風が心地よいというだけではなく、毎日の生活がぐんと快適になりますよ。

 

カビの発生が防げる

梅雨時になると毎日雨続き…ということも珍しくありません。

最近の住宅は高気密・高断熱のため、熱の行き来を抑えるメリットがある一方で、湿気も家の中にこもりがちなのが難点です。

湿気がたまるとカビが発生してしまい、放っておくと次々と増えるカビの温床になってしまうことも。

 

風通しを良くしておくと、湿気がたまってもすぐに家の外に放出されます。そのため、カビが発生しにくくなりますよ。

むわっとした蒸れを感じる不快感も無くなるので、家の中が過ごしやすくなるでしょう。

 

シックハウス症候群になりにくい

シックハウス症候群とは、建材などから発生する化学物質で室内の空気が汚染されることによる健康被害を指します。

たとえば頭痛、めまい、咳やのどの痛み、吐き気、目がチカチカする、疲労感、皮膚の刺激や湿疹…など、さまざまな症状が現れることが報告されています。

毎日生活する住宅なのに、いるだけで健康が損なわれるとは辛いですよね。

 

シックハウス症候群の原因物質の代表的なものとしては、ホルムアルデヒドが挙げられます。

これはかつて建設材料として広く使われていたのですが、毒性が強いことから現在では対策を講じることが義務付けられています。

そして、シックハウス症候群を防止するためには、家の中の換気設備を整えることが重要だと言われています。

常に新鮮な空気に入れ替わることで、万が一有害物質が発生していても吸い込むのを防げますね。

 

 

風通しを良くするポイント

住まいの風通しを良くするためには、どんなポイントを守ればいいのでしょうか?

ここでは、間取りや設備計画に押さえておきたいルールをご紹介していきます。

 

窓を確保

住宅の風通しを良くするには、窓を付けるのがもっとも簡単で効果的な方法です。

窓を開けておけば自然に空気が入れ替わり、新鮮な状態に保てますよね。

 

リビング

【事例詳細】H様邸(設計:奥野公章建築設計室 写真:中山保寛)

さらに効果的に風通しを良くするには、室内に2か所窓を設けるのがおすすめですよ。

1か所だけだと風の抜け道が無くなってしまいますが、2か所あることで吸気と排気が自然に循環します。

こちらの事例の場合、対面する壁面の両側に大きな窓がありますね。

すべての窓を開け放てば、開放的でオープンな空間になっておすすめです。

 

換気システムを取り入れる

間取りの関係で、室内に大きな窓が確保できない場合もありますよね。

そんなときは、換気扇を上手に使って換気するのがおすすめです。

換気扇はキッチンやトイレに設置されることが多く、ファンが回転することで室内の空気を排出し、外の空気を取り込む役割があります。

また最近の戸建住宅では、建築基準法によって24時間換気システムの導入が定められています。

 

シーリングファン

【事例詳細】K様邸(設計:かしの木設計)

リビング等で天井の高い吹き抜けや勾配天井をプランする場合、写真の事例のようにシーリングファンを設置するのも良いアイデアでしょう。

暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まる性質がありますが、ファンで空気をかき回すことで上手に循環させられますよ。

さらに見た目も豪華でおしゃれなので、インテリアの一部として取り入れたいという方も多いです。

 

【関連記事】吹き抜け住宅が素敵|メリットや注意点まとめ

 

ロフトからの通風で上下に風が抜ける

ロフト

【事例詳細】白子の小屋(設計:テンジンスタジオ)

ロフトのある間取りの場合、ロフト部分にも窓を作っておくと空気の循環がよくなりますよ。

写真の事例では、ロフト壁面の両側に窓が設けられています。

こうすることにより、下階の窓からの上昇気流がロフトに抜ける構造ができ、風の通り道として上手に機能するのです。

 

暖炉や薪ストーブも有効

暖炉や薪ストーブは、暖房器具としてだけでなく屋外への通気の役割も果たします。

木材を燃やすことで出た排気は直接屋外に排出されるので、室内の空気は汚れないというのもメリットでしょう。

ただし暖まった空気が建物上部に溜まりやすいので、サーキュレーターやインテリアファンなどを使って空気を循環させる仕組みを作っておくのがおすすめですよ。

 

 

風通しが良い家の注意点

広いリビング

風通しの良い家にはメリットが多いですが、注意しなければならないポイントもあります。

これを守って、さらに住み心地の良い家にしましょう。

 

断熱性を下げない建材を選ぶ

風通しを良くするには窓をたくさん設置するのが有効ですが、そうすると逆に断熱性能の低い家になってしまいます。

そのため計画の際には、窓を断熱性の高い複層ガラスにする、壁面に断熱材をしっかり入れる等の工夫をするようにしましょう。

 

また窓をたくさん作ることで、家具の置き場所に困ってしまうというケースもよく見られます。

大型の家具を置くことがあらかじめわかっている場合には、窓を避けて広い壁面を確保しておくようにしましょう。

 

免震対策をしっかり

窓の数を増やすと、そのぶんだけ壁の面積が減ってしまいます。

壁には建物の耐久性を高める補強の資材が入っていますが、その数も減ってしまうため耐震性が弱くなる可能性も。

窓の数を多くする間合いには、構造上必要な箇所に補強材を入れるなどの対策をするようにしましょう。

 

防犯性にも考慮する

1階に窓を設ける場合には、防犯性にも気を付ける必要があります。

窓は比較的ピッキングの被害に遭いやすく、侵入しやすいというデータも。

そのため、外からの死角になりやすい場所には面格子を付ける、二重窓にしておくなどの防犯対策を入念にしておくのがおすすめですよ。

 

【関連記事】建築家が設計した大きい窓の開放的な家|ワンランク上の注文住宅

 

風通しの良い家で快適な暮らし

自然光たっぷりのリビング

風通しの良い家は、空気がすーっと通り抜けて気持ちが良いものです。

それだけでなく、湿気やカビ対策、健康面でのメリットなど良い点がたくさんありますね。

通風には立地などの条件も大きくかかわりますが、間取りや窓の付け方でも改善できる場合が多いです。

新築やリフォームの際には、計画の段階からしっかり考慮するようにしましょう。

 

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