別荘で人気の間取り事例紹介|デザインにこだわる建築家住宅
最近では、感染症対策の観点から「地方移住」「二拠点生活」といった生活スタイルが注目されています。
別荘のある暮らしは、都会の喧騒から離れてゆったりとした時間が過ごせておすすめです。
そこで本記事では、「別荘の間取り計画で取り入れたいポイント」をまとめてご紹介していきます。
別荘ならではの非日常感のある間取りにすれば、豊かで快適な生活に。
これから別荘の間取りを計画される方は、ぜひご参考にしてみてください。
別荘で人気の間取りは「非日常感」がポイント
日々の生活を送る住宅では「洗濯物の干しやすさ」「キッチン収納の大きさ」など、生活に必要な事項が優先されてしまいます。
別荘の間取り計画手順も、基本的には通常の住宅と同じです。
しかし通常の住宅とは違い「非日常感」を持たせられるのが大きな特徴となります。
長期休暇など時間に余裕のある時に訪れる場所なので、「ゆったりと読書をする」「子供やペットと一緒に遊ぶ」といった日頃なかなかできない過ごし方ができるよう計画するのがポイントです。
別荘で人気の間取り事例7選
ここでは、別荘の間取り計画で取り入れたい事例を7つご紹介していきます。
一般的な住宅ではあまり見られない間取りが多いですが、いくつか組み合わせるだけでぐんとおしゃれな別荘に。
洗練された「建築家住宅」を検討されている方は、ぜひチェックしてみましょう。
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①平屋
平屋は階段が無いため余計な柱を立てる必要が無く、全体的に広々とした開放的な空間に計画できます。
広いリビングで家族とゆったり過ごしたい場合には、ぴったりのスタイルでしょう。
また平屋はワンフロアにすべてが収まっているため、段差がなくバリアフリーな間取りです。
そのため小さい子どもがいる家庭や、年齢を重ねて足腰に負担が掛かるようになっても安心して暮らせます。
2階を作らずロフトにする間取りなら、子供の遊びスペースや収納場所として使うことも可能です。
②大きな窓
窓は建物に欠かせない設備ですが、大きさによって得られる効果も違ってきます。
たとえば天井近くの窓なら、周囲からの視線を気にすることなく明かりを取り入れられるのがメリットです。
一方で人の出入りができる位大きく開けられた窓であれば、外の景色を眺めるのにぴったりです。
別荘ならではの自然豊かな立地を生かして、大きな窓にすると開放感のある間取りになるでしょう。
もし周囲からの視線が気になる場合は、2階にリビングを配置して大きな窓にするのがおすすめです。
③吹抜
吹抜は複数階を縦に繋げられるので、下の階まで光が届き明るい空間にできます。
吹抜の上部に窓を作ると、さらに開放感が増して温かみが感じられるでしょう。
実際の部屋の広さがコンパクトでも、吹き抜けを取り入れることで広々と感じさせる効果も期待できます。
昼間であれば照明いらずで過ごせるため、広い空間でリラックスして過ごしたい方にぴったりです。
④薪ストーブや暖炉
暖炉は薪をくべて暖を取るため、揺らめく炎を見ているだけで落ち着く気持ちになります。
また暖炉自体がおしゃれなので、部屋の内装の一部として計画するのも人気です。
部屋を暖めるだけでなく、グリルや燻製、焼き芋といった調理も魅力の一つでしょう。
家族や友人と暖炉の火を囲みながら過ごせば、何気ない時間もかけがえのない思い出となります。
さらに暖炉は薪があれば使えるため、万が一の停電時にも安心です。
別荘が山間部や地方にある場合には、設備の一つとして検討してみるのもよいでしょう。
⑤広いテラス
テラスは屋外にあるウッドデッキ等の設備を指し、気軽に屋外を楽しめる空間として人気があります。
敷地面積に余裕のある別荘であれば、広々としたテラスを作ると様々な楽しみ方ができます。
たとえば、テーブルと椅子を出して「アウトドアリビング」のように楽しんだり、プールを設置して子供やペットの遊び場として使ったりする方法がおすすめです。
また来客の多い家庭では、リビングとテラスを繋げるとパーティースペースとしても活用できます。
⑥中庭のある間取り
中庭は建物に囲まれた空間のため、周囲からの視線を気にせず過ごせる空間になります。
外部から人が入ってくる心配がなく、子供も安心して遊べます。
また家の中心部に窓を作れるので、家全体に光が回りやすく明るくなるのも魅力でしょう。
比較的広い敷地面積が必要になってしまいますが、リゾートのようなプライベート屋外空間が楽しめるのは別荘ならではのメリットです。
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⑦自然素材
自然素材とは、無垢材や漆喰など天然素材が原料の建材のことを指します。
人工的な建材とは違って「生きている」素材のため、調湿作用があり過ごしやすい空間づくりに役立ちます。
長年使い続けることで風合いが変わっていき、お手入れも楽しめるでしょう。
別荘の間取りの注意ポイント
ここでは別荘の間取り計画をする際の、主な注意ポイントをまとめていきます。
予算が高くなる場合も
別荘の間取りにこだわる場合、通常の住宅よりも建築費用が高くなってしまいます。
具体的には、吹き抜けは50~250万円、テラスは15~30万円等の費用が別途かかることが多いです。
せっかくの別荘なのでたくさんの要素を盛り込みたいところですが、すべて入れると予算オーバーになりかねません。
納得のいく別荘にするには、「適宜間取り面積を小さくする」「浴室や洗面室ユニットのグレードを下げる」などコストカットの調整を行うこともおすすめです。
将来的なメンテナンスを考慮する
別荘は建物を建てて終わりではなく、その後の期間の方が長くなります。
維持していくにはメンテナンス費用や管理費用が掛かるため、ある程度予算を残しておくのがおすすめです。
たとえば別荘地は借地が多いため、毎年「借地料」を支払う必要があります。
さらに温泉を住戸に引いている場合、「温泉使用料」といった費用が掛かる場合も。
そのほかに「固定資産税」「住民税」といった税金も掛かってきます。
海沿いの立地は「塩害」に注意
別荘地は都心から離れていることが多く、住み慣れていない人は思いもよらなかったトラブルに見舞われてしまうことがあります。
たとえば海に近い海岸沿いの場合、潮風に当たって金属が錆びてしまう「塩害」が発生します。
建物表面を塗膜防水材などで被覆するなどの対策をすれば問題ないですが、定期的なメンテナンスが必要です。
自然豊かな立地はリラックスするには最適なものの、都心と同じような意識で別荘を持つことはおすすめできません。
その土地に合った建物のメンテナンスを行って、しっかりと対策しましょう。
別荘計画はデザインにこだわろう
別荘は普段の生活とは離れ、ゆったりとリラックスして過ごせるのがメリットです。
生活感のないおしゃれな別荘にするには、間取りにこだわるのがおすすめ。
吹抜や中庭、暖炉といった設備を取り入れて、ぜひ納得のいくおしゃれな別荘を計画してみましょう。
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