木の家の内装でおしゃれな暮らし|事例紹介も

木材を使った家は、自然でナチュラルなイメージがありますよね。実際に無垢の天然材を使った家は身体に優しく、健康面でもメリットが大きいという特徴があります。

そこでこの記事では、木の素材を内装に使った住宅のメリットや注意点、おしゃれな事例を紹介していきます。「木の家に住みたい」「おしゃれな事例を住宅の参考にしたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

 


目次
■木の家の内装が素敵
木材を使ったおしゃれな内装の事例
板張りにする場合の注意点
木の家の内装を計画しよう

 

木の家の内装が素敵

木の家は、ナチュラルで上質な雰囲気が魅力的です。また見た目がおしゃれなだけでなく、機能面や健康面でのメリットも。ここでは、木材を内装に取り入れることの代表的なメリットについて紹介していきます。

 

調湿性が高い

木材は自然素材のため、「調湿性」が高いのが特徴です。調湿性とは、室内の湿度をちょうど良い状態に保つ性能のことを指します。木材のほかにも珪藻土、漆喰などの素材も調湿性が高い素材として知られていますね。珪藻土プレートは脱衣所の足拭きマットとしても活用されており、水滴がついてもすぐにカラリと乾くことからも調湿性が高いことが分かりますよね。

 

梅雨時は湿度が高くてムシムシした空気になりがちですが、調湿性の高い素材を用いることで室内の湿度を一定に保てるのです。とくに針葉樹(杉やモミ)などの素材は細胞の密度が低く間隙が多いため、たくさんの水分や空気を含むことができます。JISの工業規格でも自然乾燥されたモミの木材の調湿効果が最も高いとされており、12時間で最大114g/㎡の湿気を吸収可能となります。

 

また湿気が溜まらないことで、ダニやカビの繁殖を防ぐ効果も期待できます。一般的にダニやノミは、カーペットなどの布地や畳に棲みつきやすい性質があります。しかしフローリングの床にすることで、繁殖を大幅に抑えることができるのです。アトピー性皮膚炎やぜんそくといった症状はダニが原因であることが多いため、アレルギーの予防にも繋がりますよ。フローリングにすることで掃除機がけやモップがけがしやすくなり、ダニのフンや死骸の除去も簡単にできるようになります。

 

夏涼しく冬暖かい住まいに

夏涼しく冬暖かい住まいだと、冷暖房をあまり掛けなくても快適に過ごせます。ナチュラルで自然に近い暮らしなので、体調の面でもメリットが大きいですね。

 

そんな住まいを作るには、住宅の「断熱性能」を高めることが有効です。断熱性能とは熱伝導率が低いことを指します。たとえば熱伝導率の高い金属の鍋は、火にかけているときに直接触ると熱くてやけどしてしまいます。しかし木の取っ手部分は熱伝導率が低く、そのまま触れますよね。

 

木材は小さな細胞は集まってできており、一つひとつの中に空気を含むことで断熱性に優れています。特に、スギやヒノキといった針葉樹は構造上内部により多くの空気を含むため一般的に広葉樹に比べて断熱性が高く、夏は涼しく冬は暖かい室温を保つ手助けになってくれます。

 

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木材を使ったおしゃれな内装の事例

ここでは木材を使った内装の実例を紹介します。「木材の色味のバリエーションが見たい」「具体的な実例を色々と見比べたい」という方はぜひ参考にしてみてください。

 

フローリング

H様邸(設計:松原正明建築設計室)

 

フローリングに木材を使うケースは、一般的によく見られます。自然素材特有の柔らかな風合いや、踏みしめた時の優しい温もりには癒しの効果も。無垢材の場合、天然のアロマオイルのようなリラックスできる香りも楽しめます。

 

こちらの事例では、部屋の奥行きの長手方向に向けてフローリングが貼られています。そのため部屋全体の奥行きが強調され、空間が広く見えますね。

 

 

地球環境への配慮の関心が高まる中、天然素材のフローリングの魅力が高まっています。シンプルなフローリングなら、写真の事例のように小上がりになった畳スペースとの相性もばっちりです。無垢の素材は、使っているうちに木材の油分が出てきてツヤが出てきます。長い時間をかけて経年美の魅力が醸し出されるため、年月が経っても大切に使い続けられるのです。

 

一方、無垢材のフローリングは床暖房との相性が悪いといったデメリットもあるので、使用する場所には注意しましょう。

 

天井

S様邸(設計:後藤組設計室 写真:後藤 智揮)

 

天井を木目にする「板張り天井」は、白いクロスの代わりとしておすすめの方法です。事例では傾斜天井にナチュラルな木目が貼ってあり、自然な雰囲気が素敵です。あまり主張の激しくないデザインなので、シンプルな北欧風やモダンなインテリアにもよく合います。

 

こちらの事例では、天井の構造材をあえて見せるデザインにしています。高級感のある大人な雰囲気に仕上がり、他の住宅にはないオリジナリティも感じられますね。見た目がシックな印象なので、シンプルながらも落ち着いた空間になっています。

 

壁面

I様邸(設計:(株)アトリエワン)

 

壁面の素材としては、白いクロスが一般的ですよね。しかし木材を取り入れるとアクセントになり、空間の雰囲気が華やかに感じられます。

 

こちらの事例ではフローリングと壁面を同じ素材に揃えており、木のぬくもりが感じられる内装になっていますね。全面が大きな窓になっているので、開放感も感じられて広々とした印象です。

 

またこちらの事例では建物外壁にも木材が使われており、ナチュラルな魅力が感じられます。一般的に外壁材はシンプルなサイディングが使われることが多いですが、天然の木材にすることで個性のある家に。見た目がおしゃれなだけでなく、自然環境にも優しいのがメリットです。

 

板張りにする場合の注意点

天井や壁面を板張りにする内装はおしゃれですが、使用する際には注意が必要なポイントもあります。ここでは、安全でいつまでも綺麗に使うために気を付けたい点について紹介していきます。

 

火を使う部屋では使用不可

建築基準法では、火気使用室では板張りの天井を使用できないという決まりがあります。万が一建物内部で火災が発生した場合、下記のような問題が起こりうるからです。

 

  • 内装が激しく燃えて火災が拡大する
  • 有毒なガスが発生して非難を妨げる

 

キッチンにガスコンロを設置する場合は、内装材も防火仕様にしておくなどの工夫が必要です。本物の木材が使えない場合には、木目調のクロスでも代用可能ですよ。

 

冬季には乾燥やひび割れの可能性も

木材は基本的にメンテナンスの手間は掛かりにくいですが、無垢材の場合は乾燥などによるひび割れに注意する必要があります。無垢材は温度や湿度の変化に敏感な素材で、とくに乾燥には弱いのが特徴です。乾燥する冬季には加湿器を使うなど、室内の湿度を一定に保つようにしましょう。

 

木は生きている素材なので、年月が経つとともに収縮、湾曲といった変化が生じてきます。また天然素材のため、一つひとつの木材の色合いや木目も異なります。そういったオリジナルの特性は個性とも言えるので、家の大切な部材として長くメンテナンスしていくとよいでしょう。

また選ぶ木材や色合いにより、揃いクロスより圧迫感を覚えてしまうという場合も。暗めの色の木材は落ち着いた雰囲気で素敵ですが、部屋が実際より狭く感じてしまう場合もあるため注意が必要です。

 

木の家の内装を計画しよう

広いリビング

木の家の内装は、木材特有の温かみのある雰囲気が素敵ですよね。見た目だけではなく性能も優れており、調湿効果が高くて湿気の高い梅雨時などは空気をカラリとリフレッシュしてくれます。

 

フローリングや天井、壁面など、内装材として様々な場所に使うのがおすすめです。ただし火器を使用するでは使えないため、木目調のクロスで代用するなどの工夫が必要です。また天然の無垢材の場合は、冬季のひび割れに注意する必要があります。木目の優しい風合いは気持ちもリラックスさせる効果があるため、ぜひ内装材に取り入れてみましょう。

 

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