ホテルライクな家を部屋別に紹介|すぐ真似できる計画方法

S様邸(設計:タイラヤスヒロ建築設計事務所)

住まい作りを計画していく中で、「ホテルライクな家に住みたい」という方が増えています。

ホテルライクな家とは、高級リゾートのようなゆったりした間取りの空間を指します。

「生活感のない暮らしに憧れる」「高級リゾートのような部屋に住みたい」という方には特におすすめの間取りです。

そこで本記事では、ホテルライクな家にするための方法や、真似したい事例を部屋別にご紹介していきます。

家づくりのテーマをご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

ホテルライクな家の事例

ここではまず、ホテルライクな家の事例を「部屋別」にご紹介していきます。

生活感が無くすっきりしている家だと、毎日の暮らしも楽しくなりそうですね。

リビングやダイニングだけでなく、寝室やトイレといった場所の内装にもこだわると統一感が出ておすすめです。

住宅計画の際には、ぜひ参考にしてみてください。

 

リビング・ダイニング

 

■木目が素敵なリビングダイニング

K様邸(設計:NLデザイン設計室)

こちらの事例では、ナチュラルな木目の質感が際立っています。

床だけでなく天井にも木目をあしらうことで、インテリアの高級感がぐんと増しているのが特徴ですね。

 

K様邸(設計:NLデザイン設計室)

また屋外のテラスと一続きになっており、そのまま外に出られるのもリゾート感があって素敵です。

「アウトドアリビング」と呼ばれるこの手法は、「屋外空間をリビングの延長として使える」と最近人気が高まっています。

テラスに椅子を置いてくつろいだり、家族とバーベキューを楽しんだりと余暇時間が充実しそうですね。

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■シックなモノトーンのリビングダイニング

I様邸(設計:ユウ建築設計室)

こちらは白黒のモノトーンで統一されており、スタイリッシュな雰囲気となっています。

一般的な住宅では白い壁面クロスになることが多いですが、あえて黒い壁紙を選ぶことでホテルライクな印象になるでしょう。

I様邸(設計:ユウ建築設計室)

隣接する畳スペースも、間接照明がおしゃれな雰囲気を高めています。

空間全体をモノトーンで統一することで、シンプルで落ち着いた内装に。

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寝室

 

■天井の曲線が美しい寝室

T様邸(設計:手嶋保建築設計事務所 写真:有賀 傑)

こちらの事例では、天井に曲線を採用してゆったりした雰囲気を演出しています。

一日の疲れを癒す寝室だからこそ、ホテルライクな上質な空間にしたいものですよね。

部屋の面積に余裕を持たせることで窮屈な印象にならず、くつろぐことができます。

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■シックで温かみのある寝室

I様邸(設計:泉幸甫建築研究所)

こちらの寝室はあまり広くないものの、おしゃれでホテルライクな雰囲気となっています。

ベッド横にスタンドライトを設置することで、ヨーロッパのホテルのような落ち着いた空間に。

寝室の面積が広く確保できない場合には、床やベッドの木材の色を揃えると統一感が演出できます。

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玄関ホール

 

■吹き抜けのある玄関

K様邸(設計:NLデザイン設計室)

こちらの玄関ホールは、吹き抜けで天井が高くなっているのが特徴です。

まるで高級ホテルのように広々とした雰囲気が感じられ、開放的なイメージがぴったり。

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■グレートーンでまとめた玄関

H様邸(設計:奥野公章建築設計室 写真:中山保寛)

無機質で生活感のない雰囲気にするなら、グレーを選ぶのがおすすめです。

こちらの玄関は壁面にグレーのアクセントウォールが取り入れられており、個性的な印象に。

あえて物を置かずにシンプルにすることで、ホテルのような雰囲気となっています。

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洗面室

 

■ガラスと大理石で高級感を演出

I様邸(設計:泉幸甫建築研究所)

こちらは、ホテルの内装をそのまま取り入れたような素敵な洗面室となっています。

ガラスや大理石といった素材を用いることで、重厚感のある雰囲気に。

ゆったりとした広さを確保しているので、入浴やスキンケアなどもくつろいで行えそうです。

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■落ち着いた木目の洗面室

I様邸(設計:長房建築設計事務所)

こちらは壁、床など前面に木目が使われており、ナチュラルで落ち着いた雰囲気となっています。

木の温もりが感じられるので、毎日の生活に癒しの効果もありそうです。

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トイレ

 

■洗練された和の雰囲気のトイレ

I様邸(設計:長房建築設計事務所)

 

こちらのトイレは木素材や障子といった和のテイストが取り入れられており、洗練された雰囲気となっています。

少しスペースに余裕がある場合には、カウンターと手洗いボウルを設置すると高級感がアップしておすすめです。

また照明器具をあえて壁面に寄せて配灯することで、空間に陰影が付いておしゃれに見えます。

壁面や天井を造作する手間は掛かってしまいますが、間接照明を取り入れてもよいでしょう。

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■シンプルで機能的なトイレ

K様邸(設計:一級建築士事務所KAKINOKI)

トイレの広さが確保できない場合には、手洗いボウルのみ設置するパターンがおすすめです。

ホテルやレストランなどでよく見かけるため、自宅でも同じような特別感が味わえますね。

こちらの事例のようにアクセントクロスを貼れば、比較的手軽にホテルライクな雰囲気に仕上げることができます。

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ホテルライクな家にする間取りのコツは?

ここでは、事例のようなホテルライクな住まいにするために「押さえておきたいポイント」をご紹介していきます。

ホテルのような非日常的な空間作りは難しいイメージがありますが、コツを守れば意外と簡単です。

これからご新築や引っ越しをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

家具の色は「シンプル」にまとめる

多くのホテルでは、統一感のある雰囲気でインテリアをまとめています。

ホテルライクな家で真似するには、まず「家具の色を揃える」ということから始めてみましょう。

複数の色が混ざっているとごちゃごちゃした印象になってしまうので、できれば1~2色程度に揃えるのがおすすめです。

 

特に初心者の場合はどうしても複数の色を使いがちですが、「モノトーン」でまとめる方法であれば比較的簡単に挑戦できるでしょう。

たとえばモダンでスタイリッシュなイメージにするなら黒いカラーを入れたり、木目を生かした部屋にするなら白を取り入れたりするとすっきりまとまります。

 

収納スペースを作り「隠す収納」へ

普通の部屋だと、いつの間にか日用品や雑貨があふれてしまい生活感が出てしまうことが多いですよね。

すぐにものが手に取れて便利という面はありますが、見た目のおしゃれさは失われてしまいます。

ホテルライクな家にするためには、収納計画をしっかり立てておくことが大切です。

具体的には、作り付けの造作収納を配置してものを目立たせないようにする、ほこりが溜まりやすい配線コードはコードボックスにまとめて見えないようにするといった方法が考えられるでしょう。

 

また意外なポイントとしては、ゴミ箱のデザインも重要です。

中身が見えないような蓋付きのタイプにしたり、壁の色と馴染みやすいホワイト系の色味を選んだりすると違和感なく馴染んでおすすめです。

 

「外部との繋がり」を作る

外の景色を眺めながら過ごせる間取りは、まるでリゾートのような高級感のある暮らしをもたらしてくれます。

具体的には、リビングに大きな窓を作ったり、すぐ外に出られるウッドデッキを設けたりする方法がおすすめ。

朝日を浴びながら一日をスタートすれば、毎日の生活がよりリラックスできるものになりそうです。

 

 

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著者情報

かしの木建設株式会社

かしの木建設株式会社

かしの木建設株式会社は、予算や設計、コンサルタント業務を含む建築・住宅工事に50年以上の実績があります。
本コラムのコーナーでは、住まい手に役立つ家づくりの情報を発信しています。

【資格・許可】
千葉県知事許可 県知事許可 建築工事業(特-29)第44199号
土木・とび土木工工事業(般-29)第44199号
大工工事業(般-29)第44199号

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