【シンプルな家】外観、内装、間取りのコツを事例付き解説│人気の理由、超シンプルな家など気になる話題もご紹介
近年、「シンプルな家」が人気を集めています。
本記事では、シンプルな家の外観や内装、間取りについて、千葉県や東京都の事例を示しながら解説します。
シンプルさを極めた「超シンプルな家」や、人気になっている理由など、気になるポイントもご紹介しますので、注文住宅を計画している方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
■「シンプルな家」とは
■シンプルな家の外観事例、デザインのコツ5選
■シンプルな家の内装事例、デザインのコツ5選
■シンプルな家の間取り設計のポイント
■まとめ|千葉、東京の「シンプルな家」はかしの木建設へ
「シンプルな家」とは
【事例詳細】市原Mさんち(設計 アーツ&クラフツ建築研究所)
装飾を減らし、素材の質感や光の入り方、空間の余白を大切にする「シンプルな家」、まずはどういった住まいを指すのか確認しましょう。
シンプルな家の定義と特徴
シンプルな家とは、構造やデザインの突飛さを抑えながら、暮らしやすさや機能性を損なわない、こだわりの住まいを指します。
装飾よりも”整える”ことによって美しさを生み出す設計が特徴です。
そのほか、シンプルな家の主な特徴は以下のとおりです。
- 凹凸が少なく均整の取れた外観
- 白やグレー、木の素材を中心とした落ち着いた色づかい
- 動線や収納をシンプルにまとめた間取り計画
- 自然光を生かした明るい室内空間
- 生活感を抑える収納計画や造作家具
▶︎関連コラム:建築家が設計したおしゃれな木の家に暮らす|間取りやデザインのアイデア
「超シンプルな家」とは
注目を集める「超シンプルな家」とは、徹底して装飾や無駄を排除し、建物の形そのものでデザインを完成させるスタイルです。
以下の特徴のとおり、素材や線の美しさ、陰影などの表現にこだわり設計されます。
- 外観は完全な箱型、または片流れ屋根で構成
- カラーは白、黒、グレーなどモノトーン中心
- 扉や取っ手などの凹凸を極力排除
- 生活感を出さない収納、照明計画
- 家具や家電もインテリアと一体化
シンプルスタイルが人気になった理由
近年、シンプルな家が幅広い世代から支持を集めている背景には、様々なライフスタイルの変化に対応できる「柔軟性」が求められているからです。
そのほか、シンプルスタイルが人気になった主な理由は以下のとおりです。
- 流行に左右されず、経年変化しても美しく保てる
- 生活動線が整い、掃除や片付けがしやすい
- 家具やインテリアのテイストを選ばない
- コストやメンテナンスを抑えやすい
- デザインに飽きが生まれず長く愛し続けられる
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シンプルな家の外観事例、デザインのコツ5選
続いて、シンプルな家を実現するためには、どういった設計方針にすればよいのか解説します。
はじめに外観について、千葉県や東京都の事例と合わせてご紹介します。
基本の形「四角」に近い形状
シンプルな家の外観は、装飾を減らす代わりに「形や色、素材や光」の調和で魅せることがポイントです。
直線的で整ったフォルムや素材の質感を活かすことで、無駄のない美しさと存在感を両立できます。
- 基本の形「四角」に近い形状
- 窓の配置をアクセントに取り入れる
- 白黒グレーなどモノトーン調
- 質感を感じられる外壁材を選定
- 外構や植栽を一体として考える
窓の配置をアクセントに取り入れる
シンプルな家では、窓そのものが外観デザインのアクセントになります。
大きさや高さ、配置をランダムにせず、水平や垂直のラインを意識して構成することがコツです。
必要な採光を確保しながら、外から見てもバランスの取れたデザインに仕上がります。
▶︎関連コラム:窓デザインで外観はここまで”おしゃれ”に│千葉県・東京23区エリアの施工事例とともに解説
白黒グレーなどモノトーン調
外壁の色は、白、黒、グレーといったモノトーンが定番です。
こうした色はどんな街並みにも馴染み、時間が経っても飽きがこない魅力があります。
サッシや屋根、玄関ドアなども同系色でまとめると統一感が生まれ、より“シンプル”な印象に仕上がります。
質感を感じられる外壁材を選定
色を抑える分、外壁材は「質感」で差をつけましょう。
ガルバリウム鋼板のシャープさ、塗り壁の柔らかさ、木のぬくもりなど、素材の持つ表情が外観の印象を左右します。
異素材を少しだけ組み合わせると、単調にならず奥行きが感じられます。
▶︎関連コラム:外壁をおしゃれにするには?おすすめの種類まとめ
外構や植栽を一体として考える
【事例詳細】T様邸(設計:手嶋保建築設計事務所 写真:有賀 傑)
建物だけでなく、アプローチや塀、植栽まで含めて“外観全体”をデザインすることが重要です。
たとえば、白い外壁にシンボルツリーの緑を添えるだけで、やわらかく温かみのある印象に。夜は外構照明で陰影をつくると、シンプルな建物がより美しく引き立ちます。
シンプルな家の内装事例、デザインのコツ5選
【事例詳細】松戸市 OH様邸(設計:橋本吉史+カンミレ 撮影:中山保寛)
続いて、シンプルな内装の住まいをつくる、デザインのコツと施工事例をご紹介します。
- 白、グレージュなど優しい色を基調にする
- 使用する素材を絞りトーンを合わせる
- 造作家具で、物を出さない、見せない
- 間接照明の利用で奥行きを演出
- スイッチやコンセントの種類、位置などもこだわる
白、グレージュなど優しい色を基調にする
内装のベースカラーは、白やグレージュといった柔らかさを感じられる中間色がおすすめです。
空間が広く見えるほか、こだわりの家具や照明が引き立つこととなりますので、落ち着きながら洗練された空間を作れます。
使用する素材を絞りトーンを合わせる
【事例詳細】佐倉市 古民家改修(設計 建築築事務所 撮影 太田拓実)
素材を多く使いすぎると、空間に雑多な印象が出てしまいます。
木、石、塗り壁など、主素材は2~3種類に絞り、色味や質感を統一することがコツです。
床と家具の木目を合わせたり、壁と天井の仕上げを同系トーンでつなげたりすることでも、上品なまとまりが生まれます。
造作家具で、物を出さない、見せない
“シンプルな家”では、生活感を出さない収納計画が重要です。
たとえば造作家具で壁と一体化させた収納を設けると、物が表に出にくくスッキリとした印象になります。
扉や取っ手をフラットに仕上げると、家具が主張せず空間に溶け込みます。
間接照明の利用で奥行きを演出
間接照明は、シンプルな空間に立体感を与える効果的な手法です。
天井や壁面に柔らかい光を広げることで影のグラデーションが生まれ、素材の質感が引き立ちます。
ダウンライトやペンダントライトと組み合わせて、シーンに合わせた照明計画を立てましょう。
スイッチやコンセントの種類、位置などもこだわる
【事例詳細】H様邸(設計:奥野公章建築設計室 写真:中山保寛)
細部の整え方が、シンプルな内装の完成度を左右します。
スイッチやコンセントはデザイン性の高いプレートを選び、壁のトーンに合わせましょう。
位置も家具の配置を考慮してまとめると、生活感を抑えながら機能的な美しさを保てます。
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シンプルな家の間取り設計のポイント
【事例詳細】E様邸(設計:SUPPOSE DESIGN OFFICE(株))
シンプルな家では、限られた空間をいかに効率よく、快適に使うかが設計のカギになります。
部屋の数を増やすよりも、ひとつの空間を多目的に使えるよう工夫することで、すっきりと暮らしやすい間取りが実現します。
部屋数を増やさずに多目的に利用できる間取りに
必要以上に部屋を区切ると、面積の割に狭く感じてしまいます。
リビングとワークスペースを兼ねる、寝室に収納を一体化するなど、1室多機能の考え方が有効です。
家具や間仕切りを最小限に抑えることで空間に広がりが生まれ、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できます。
▶︎関連コラム:建築家のおしゃれな間取りアイデア集|素敵な家づくりの考え方
廊下など移動のための空間を省く
“移動のためだけ”のスペースを極力減らすことも、シンプルな家づくりのポイントです。
廊下をなくして、リビングやダイニングから直接各室へアクセスできるようにすると、動線が短くなり日常の動きがスムーズに。
結果として居住スペースが広がり、開放的な印象になります。
家具の寸法に応じた間取りを検討する
【事例詳細】T様邸(設計:手嶋保建築設計事務所 写真:有賀 傑)
シンプルな家では、家具のサイズと配置を前提にした設計が欠かせません。
ソファやダイニングテーブル、収納などを想定し、必要な通路幅や採光位置を調整します。
空間と家具のスケールが合っていると、無駄なスペースがなくなり、視覚的にも整った印象に仕上がります。
まとめ|千葉、東京の「シンプルな家」はかしの木建設へ
【事例詳細】市原Mさんち(設計 アーツ&クラフツ建築研究所)
シンプルな家づくりは、「装飾を追加すること」ではなく「必要なものを選び抜き整えること」が重要です。
外観、内装、間取りのすべてを丁寧に整えることで、流行に左右されない美しさと、心地よい暮らしを両立させましょう。
千葉や東京で素材の質感を活かしたシンプルな家を建てたい方は、ぜひ「かしの木建設」にご相談ください。
経験豊富な建築家とともに、デザイン性と住みやすさを兼ね備えた理想の住まいを形にいたします。






























