雑誌やテレビなどで見かけるシンプルな家、おしゃれに仕上げるのは難しそうなイメージがありますよね。

シンプルでおしゃれな家を建てるなら、建築家と一緒に取り組むのがおすすめです。

今回は実際に建築家が設計したセンスのよいシンプルな注文住宅をたくさんご紹介します。

 

---

目次
■センスが問われるシンプルな家づくり
■建築家とつくったシンプルでおしゃれな注文住宅実例
■シンプルな家を建てるメリット
■シンプルでおしゃれな家のつくり方
■シンプルな家づくりの注意点

---

 

■センスが問われるシンプルな家づくり

余計な装飾のないシンプルな家は目を引く美しさがありますが、実はセンスが問われるジャンルのデザインです。

単純に四角い箱のような家を建てるだけでは、おしゃれに見せることはできません。シンプルデザインは、紙一重で「面白みのないデザイン」にもなってしまいます。

センスの良いシンプルハウスを目指すなら、建築家による自由な設計での住まいづくりがおすすめ。

ハウスメーカーの規格に縛られない自由な設計は、ハイセンスな理想の住まいづくりを可能にします。費用や依頼のハードルが高いイメージの建築家や設計事務所ですが、一般住宅に柔軟な対応をしてくれることも多いです。

ハウスメーカーや工務店のデザインにピンとこない方は、住まいづくりの選択肢の一つとしてぜひ検討してみてください。

 

■建築家とつくったシンプルでおしゃれな注文住宅実例

実際に建築家が設計した、シンプルデザインの注文住宅をピックアップしてご紹介します。

それぞれの詳細ページにはほかの写真も掲載していますので、気に入ったデザインはそちらも要チェックです。

 

事例①

シンプルな屋根と大きな窓の外観は、一般住宅にはない上品な雰囲気です。

 

大きく張り出した屋根は雨風と直射日光を遮り、アウトドアリビングになるテラスを生み出しています。

 

屋根の高さを活かした開放的なリビングの間取りもシンプルそのもの。

家具レイアウトと動線の自由度が高く、季節やライフスタイルに合わせてカスタマイズする余地を持たせています。

 

【事例詳細】⇒E様邸（設計：SUPPOSE DESIGN OFFICE（株））

 

 

事例②

キューブを組み合わせたモダンな印象の外観です。奥まった位置に玄関を配置することで、プライバシーを確保しています。

 

LDKのおしゃれなアクセントになっている螺旋階段は、圧迫感のないシンプルデザイン。

 

間接照明やダウンライトをうまく配置し、シンプルな内装デザインを上品にまとめました。

 

【事例詳細】⇒M様邸（設計：ブリックス建築設計）

 

■シンプルな家を建てるメリット

 

・建築コストを抑えやすい

余計な装飾を使わないシンプルな住まいは、材料費と工事費を抑えやすいのが魅力的なポイント。

デザイン面の費用を抑えて設備をグレードアップするなど、よりコストパフォーマンスの高い住まいづくりにつながります。

工事期間の短縮も期待できるため、早く引っ越しを済ませることで現在の家賃や仮住まい費用を節約できるのもうれしいですね。

 

・流行に左右されない

目立つアクセントを使わず仕上げるシンプルな家は流行の影響を受けにくく、長く暮らしたときに古臭さを感じないのも素敵なポイントです。

ファッションでも流行のおしゃれアイテムはすぐに移り変わってしまいますが、定番のシンプルなデザインはいつまでも変わらないですよね。

住まいのデザインも同じで、建売やハウスメーカーが仕掛ける流行は年々変化しますが、シンプルデザインならいつまでもおしゃれなまま。

住宅寿命が伸びている現代では、シンプルな家の普遍性は大きなメリットといえるでしょう。

 

・メンテナンスしやすい

凹凸の少ないシンプルなデザインの家は、外壁塗装などのメンテナンス面でも有利です。

装飾が多い外壁は下処理や塗装の手間がかかり、施工ミスのリスクも増加します。

シンプルな形状・デザインなら手間がかからないため、コストを抑えてスムーズにメンテナンスできるのがメリット。

 

■シンプルでおしゃれな家のつくり方

【内装・間取り編】

・素材にこだわる

シンプルな内装づくりでは、チョイスする素材がデザインに大きな影響を与えます。

無垢フローリングや建具のナチュラルテイスト、コンクリートのラフな雰囲気など、素材選びでデザインを変えることができます。

同じ間取りでも素材を変えるだけでガラリとおしゃれな雰囲気になりますので、いろいろなパターンを考えてみましょう。

 

・ライティングでおしゃれに見せる

余計な飾りのないシンプルなお部屋は、おしゃれなライティング計画でグッと魅力がアップします。

シンプルなシーリングライトで済ませるのではなく、ダウンライトや間接照明など、デザイン性の高い照明計画を立ててみましょう。

食後のリラックスタイムや読書などさまざまな過ごし方をするリビングは、シーンに合わせてライティングを切り替えられるようにするとよりおしゃれ♪

 

・たっぷり収納でおしゃれ空間をキープ

シンプルな家のおしゃれ空間を保つには、住まい全体に使いやすい収納をたっぷりつくるのがコツ。

収納が足りないとすぐに物があふれて生活感が丸出しになり、せっかくのシンプルデザインが台無しになってしまいます。

市販のキャビネットを置くとお部屋全体の統一感が無くなるケースもあるため、なるべく建てるときに収納を造作するのがおすすめ。

床下・階段の下・屋根裏などデッドスペースも駆使して、十分な収納力を確保しましょう。

 

【外観編】

 

・カラーを統一する

シンプルな家の外観は、なるべく使う色数を減らして仕上げるのが基本です。ホワイト・ブラック・グレーなどのモノトーンカラーで統一すると、スタイリッシュな印象に仕上がります。

アプローチや門塀などの外構とカラーを統一するのも、おしゃれに見せるテクニック。

住まいづくりでは外構を後に回すことも多いですが、デザインは建物と一緒に考えるようにしましょう。

 

・屋根形状にこだわる

建物の外観イメージに大きく影響する屋根の形状は、シンプルデザインで特にこだわりたいポイントです。

斜めの片流れ屋根やフラットな陸屋根は、シンプルな家をおしゃれに見せてくれる定番の屋根形状。

勾配や軒の出幅などでも印象がかなり変わりますので、欲しいイメージに合わせて考えてみましょう。

 

・窓をアクセントにする

住まいに光と風を取り込む窓の配置も、シンプルな家の外観に大きな影響を与えます。

縦長やスクエア形状のアクセント窓はスタイリッシュなイメージをつくり、大開口の掃き出し窓は開放的な住まいに見せてくれます。

間取りとの兼ね合いもあるため難しい部分ですが、上手に窓を配置して外観のおしゃれなアクセントにすることも検討してみましょう。

 

■シンプルな家づくりの注意点

 

・ホワイトの外壁は汚れにくい工夫を

シンプルな外観の住まいは美しいホワイトの外壁が人気ですが、雨だれやホコリなどの汚れが目立つのが難点。ホワイトの外壁を選ぶ場合は、汚れが目立ちにくい工夫を施しましょう。

軒の出幅を広くすると、外壁に雨がかかりにくくなり雨だれによる汚れを軽減できます。デザイン的に軒を小さくしたい場合は、ベージュやアイボリーなどを選ぶと汚れが目立ちにくいでしょう。

 

耐候性が高く汚れやホコリに強いタイル外壁にするのも有効な手段です。日焼けなどの変色もしにくいため、長く美しいシンプルな外観をキープできます。

 

・収納力と家事動線にも配慮する

凹凸のないシンプルな間取りを追求しすぎると、動線効率や収納力が犠牲になってしまうことがあります。

使いづらい間取りだとモノがあふれて生活感が見えてしまうため、おしゃれなデザインをキープできません。

特にシンプルデザインは収納を確保して生活感を見せないことが大切になります。上の写真のようにスキップフロアの床下をつくるなど、たっぷり収納を確保しましょう。

 

まとめ：千葉・東京のシンプルな家は建築家と一緒に建てましょう

コスト面・デザイン面ともにメリットがたくさんのシンプルデザイン。

センスの良いシンプルな家を目指すなら、建築家と一緒に自由な家づくりに取り組んでみませんか？世界に一つだけのオリジナルデザインで、一生に一度の魅力的なマイホームをつくりましょう♪

私たちかしの木建設はたくさんの建築家をコラボレーションした経験をもとに、お客様のイメージにピッタリなプロフェッショナルをご紹介します。一人ずつ建築家と合って話をするのは大変ですが、私たちがご要望をお伺いして理想的な人物をマッチングいたします。

建築家と直接打ち合わせするのはハードルが高いと感じる方も、私たちが同席して最初から最後までサポートしますのでご安心ください。

 

【建築家一覧】

【家づくりの進め方】

 

【施工事例一覧】