自然素材の家で理想の暮らし|メリットや注意点も

和室

住宅の新築を考え始めると、理想の住まいにもこだわりたいと考える方は多いです。

特に、家族が増えたことがきっかけで「自然素材の家」を意識し始めたという方も多いのではないでしょうか。

そのでこの記事では、環境に優しく健康にも良い自然素材の家について紹介していきます。

自然素材の家の特徴やメリット、デメリットなど、これから新築を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

 

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目次

■自然素材の家とは
■自然素材の家で使われる建材
■自然素材の家のメリット
■自然素材の家の注意点
■自然素材の家で素敵な暮らし

 

自然素材の家とは

「自然素材の家」とは、科学的な建材を避けてなるべくナチュラルな素材を使って建てられた家のことを指します。

しかし明確な定義があるわけではないため、住む人によってこだわるポイントはまちまちです。

たとえば漆喰や珪藻土を使った壁面や、内装材に無垢の木材、コルク素材を使うといった方法が人気です。

 

一般的な住宅は、コスト重視で化学素材や合成素材が使われることが多くなっています。

アレルギーやぜんそく持ちの方の場合、化学物質に反応して傾向被害が出てしまう可能性もあるでしょう。

しかし自然素材を使った住宅であれば、化学過敏症などのリスクが格段に低くなります。

また、素材の手触りや質感が格段に良くなり住み心地が向上するという特徴も。

お気に入りの素材を使った家なら、住むほどに愛着が湧き大切に住まい続けられるというメリットもありますね。

 

自然素材の家のメリット

広いリビング

ここでは、自然素材をで家を建てるメリットを紹介していきます。

住宅内装の素材をどうするか迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

自然素材の家のメリット①住み心地が良い

一般的な住宅に比べ、自然素材を多用している住宅は住み心地が良いという声が多いです。

調湿・脱臭効果の高い素材であれば、気になる日常の生活臭もすぐに解消できますね。

毎日暮らしている家族だとニオイに気が付きにくいものですが、壁や床材で脱臭できるなら空気清浄機の出番も少なく済みます。

また、急な来客時にもお客様に快適に過ごしてもらえます。

 

自然素材の家のメリット②健康に良い影響

一般的な住宅には、壁紙やフローリングに接着剤などの化学物質が含まれています。

アレルギー体質をお持ちの方の場合、化学物質を吸い込むことでぜんそくなどの健康被害が出る場合も。

その点、自然素材の家であれば健康被害のリスクを抑えることができ、毎日快適に過ごせます。

 

また天然の木材等には、ストレス軽減効果があるというデータも出ています。

森林の中にいるようなリラックス効果が期待でき、疲労感も最小限に。

仕事や学校で疲れて帰ってくる家だからこそ、自然素材でくつろげる空間にしたいものですね。

 

自然素材の家で使われる建材

ここでは、自然素材の家で採用されることが多い建材についてまとめています。

それぞれの素材ごとのメリット、デメリットなどをチェックしておきましょう。

 

漆喰

「漆喰」とは、消石灰を原料とした建築材料です。

もともとはサンゴ礁であった場所が地殻変動で陸地になり、石灰石の原料となっています。

その石灰石を採掘し、糊やスサといった材料を加えてできた素材になります。

 

漆喰のメリットとしては、「呼吸する壁」ということが挙げられるでしょう。

二酸化炭素を吸収する性質があるため、部屋の空気をキレイにしてくれるのです。

また呼吸に伴い「調湿効果」もあり、ジメジメした梅雨の湿気を吸い取るのが特徴です。

逆に冬の乾燥する時期には湿気を放出するため、いつでも快適な室内に。

さらに難燃性が高いので、火事が延焼しにくいというメリットも。

月日が経っても見た目が劣化しにくく、いつまで経っても美しい状態が保てるのも嬉しい特徴です。

 

逆に漆喰のデメリットとしては、期間や費用が掛かりがちが点が挙げられるでしょう。

一般的な住宅では壁仕上げに安価なビニールクロスを用いるケースが多いですが、漆喰にすることで養生、下塗り、仕上げといった複数の工程を踏む必要が出てきます。

工期が長くなり、専門の職人が必要となるため工事費も割高に。

漆喰塗りの壁を取り入れる場合には、工期や建築コストを多めに見積もっておくと安心ですね。

また自然素材であるからこそ「ひび割れ」が生じる可能性が高まるため、メンテナンス費用も見積もっておくとよいでしょう。

 

珪藻土

珪藻土とは、植物プランクトンの化石を原料とする建築材料です。

主な成分は二酸化ケイ素(SiO2)で、古くから火に強い素材として調理器具や建材として活用されてきました。

とても軽いため、古代ギリシャでは軽量レンガとして使われたり、日本では熊本城の内壁材に使われたりしています。

 

メリットとしては、高い調湿機能が挙げられるでしょう。

珪藻土の表面には非常に細かい穴が無数に開いており、湿気を吸い取ったり放出したりする役割を果たします。

そのため気になる室内のニオイや湿気を吸収し、適度な状態に保ってくれるのです。

これにより、カビの発生やダニの繁殖を防ぐ効果も期待できます。

 

「漆喰と珪藻土は似ていて違いが分かりづらい」と思われがちですが、調湿機能という面では珪藻土のほうが優れています。

珪藻土は多孔質のため、調湿機能だけでなく脱臭機能も高いのがポイント。

しかし漆喰はアルカリ性のため、珪藻土よりもカビが発生しにくいというメリットがあります。

それぞれの素材の違いを理解して、自宅の住まいに適した方を選ぶようにしましょう。

また珪藻土のデメリットとしては、漆喰と同じく乾燥するとひび割れが起こりやすいことが挙げられます。

壁面に手作業で塗る工程が必要になるため、費用や工期が掛かりやすい点も同様です。

 

無垢材

和モダンテイストのリビング

無垢材とは、天然木を1枚板に加工した自然素材のことを指します。

一般的によく見られる合成材が複数の板を接着剤で貼り付けているのに対して、無垢材は自然素材ならではの木目の模様や色合いがあるのが特徴です。

オーク、ローズウッドといったダーク系からスギ、ヒノキといった柔らかいライトなカラーまで幅広い素材があり、内装材として人気があります。

 

無垢材のメリットとしては、木本来の調湿作用が挙げられるでしょう。

素材自体が呼吸するため、繊維の細胞壁の間に湿気を含み、室内を快適な状態に保ちます。

また肌触りがさらりと柔らかいのも特徴で、フローリングによくありがちなヒンヤリ感がなく肌触りも上質。

さらにヒノキなど香りのある木材の場合、ナチュラルなリラックス効果も期待できるでしょう。

 

デメリットとしては、自然素材だからこその色のバラつきが挙げられます。

部屋のフローリングに使う場合、同じ素材でも微妙に色の違いが気になってしまう場合も。

 

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自然素材の家の注意点

リビング

ここでは、自然素材の家を計画する際に気を付けたいポイントをまとめました。

これから家を建てるという方は、ぜひ注意しておきましょう。

 

自然素材の家の注意点①コストが掛かる

自然素材の家は、比較的コストが高額になりがちです。

一般的なフローリングや壁紙クロスなら安価に済みますが、漆喰や無垢材にする場合、材料費や施工費、人件費などが余計にかかる場合も。

ただし自然素材は長く美しい状態で使い続けられるものが多いため、長期的な視点で見ると結局はお得という場合も多いです。

オプションを過度に付けすぎなければそれほど値上がりしないケースも多いため、トータルコストと相談しながら内装の仕様を決めていくのがおすすめです。

 

自然素材の家の注意点②メンテナンスが必要な場合も

とくに天然の無垢材の場合、数年ごとにオイルやワックスで表面を塗装する必要があります。

美しい状態で使い続けるには必要なコストではありますが、計画時にメンテナンス費用も頭に入れておきましょう。

 

しかし漆喰や珪藻土の場合、メンテナンスフリーで長く使えます。

自然素材だからこそ長持ちする素材もあるため、お手入れが面倒という方にも逆におすすめな場合も。

 

自然素材の家で素敵な暮らし

自然素材を使った住宅は、ナチュラルで素敵な空間になり人気が高いです。

漆喰や珪藻土、無垢材などこだわりの自然素材を使えば、長く愛着の湧く住まいになること間違いなし。

新築計画の際には、ぜひ自然素材の家を検討してみてはいかがでしょうか?

著者情報

かしの木建設株式会社

かしの木建設株式会社

かしの木建設株式会社は、予算や設計、コンサルタント業務を含む建築・住宅工事に50年以上の実績があります。
本コラムのコーナーでは、住まい手に役立つ家づくりの情報を発信しています。

【資格・許可】
千葉県知事許可 県知事許可 建築工事業(特-29)第44199号
土木・とび土木工工事業(般-29)第44199号
大工工事業(般-29)第44199号

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