高級感のある家の外観、実現する7つの方法解説│おしゃれな注文住宅5つの事例も紹介
家の第一印象を決める「外観」。せっかくの注文住宅なら、見るたびに満足感を得られる高級感のある家にしたいと考える方も多いでしょう。
高級感と聞くと費用がかかるイメージがありますが、実は色使いや素材の選び方、外構や照明の工夫で印象は変わります。
本記事では、高級感のある外観を実現する方法と具体的な実例を紹介し、理想の家づくりに役立つポイントを丁寧に解説します。
高級感のある外観の家とは?
【事例詳細】H様邸(設計:奥野公章建築設計室 写真:中山保寛)
高級感のある外観とは、豪華さを誇示するのではなく、全体の統一感や素材感からにじみ出る上質さを指します。主な要素は以下の通りです。
- 落ち着いた色調:白・黒・グレーなどモノトーンを基調にする
- シンプルな形状:直線や水平ラインを意識し、洗練された印象に
- 質感ある素材:タイル・天然石・木目など風合いの変化を楽しめる素材を採用
- 照明と外構の調和:ライティングや植栽とのバランスで高級感を強調
こうした要素が組み合わさることで、時を経ても輝きを失わない外観が生まれます。
▶︎関連コラム:デザイン住宅の外観|実例紹介と個性の表現の仕方
高級感のある家の外観、5つの事例を紹介
具体的に、高級感のある家とは、どういった住まいを指すのでしょうか。
千葉県を中心とした地域で建てた5つの事例をご紹介します。
平屋の事例
1つ目の事例は、広々とした敷地に建つ平屋の事例です。
事例のように低く重厚感あるフォルムが特徴で、落ち着いた雰囲気と風格が高級感を演出します。
深い軒の出や整えられた屋根先のラインが、建物の外観に統一感を与えています。
▶︎関連コラム:平屋の外観をおしゃれに仕上げるコツ|千葉県の建築家平屋実例
都市型住宅の事例
【事例詳細】K様邸(設計:一級建築士事務所KAKINOKI)
2つ目の事例は、住宅街など都市に合致する住まいです。
都市部のコンパクトな土地に建つ住宅は、限られた敷地を有効に活用するため3階建てなどの仕様が利用されます。
敷地が限られる中でも、事例のように植栽を施す、規則性のある開口を設けるといった対策でデザイン性を高め高級感を演出することは可能です。
自然素材を活用した事例
3つ目の事例は、無垢の木材など自然素材を活用した住まいの事例です。
サイディングなどの新建材だけでも外観は成り立ちますが、色褪せによって古さを感じてしまいます。
天然木や漆喰、石材といった自然素材を活かすと、年月を重ねるほど風合いが深まり、さらに高級感を感じられる外観になります。
▶︎関連コラム:おしゃれなデザインの木の家│外観・内装のアイデアを16の事例とともにご紹介
和モダン住宅の事例
【事例詳細】E様邸(設計:SUPPOSE DESIGN OFFICE(株))
4つ目の事例は、和の雰囲気と現代的なモダンがミックスされた、和モダンな雰囲気の外観です。
自然素材で日本の風土に馴染みつつ、金属製の素材によって高級感を演出できる本スタイルは、多くの世代に受け入れられる外観に仕上がります。
▶︎関連コラム:ジャパンディとは?リビングに映える和×北欧スタイルの魅力と取り入れ方を解説
リゾート感のある事例
【事例詳細】T様邸(設計:手嶋保建築設計事務所 写真:有賀 傑)
5つ目の事例は、非日常的な雰囲気を演出できるリゾート感のある外観です。
事例のように豊富な植栽を施すことで、周囲の建物や道路からの視線を感じることなく、プライベート感のある住まいを実現できます。
千葉県や東京23区で新築をご検討中の方で、ご紹介した外観デザインの住まいをお好みの方は、かしの木建設までお気軽にご相談ください。
お施主様の理想のデザインを、丁寧な設計と施工で実現します。
▶千葉県・東京23区で高級感のある外観の家をご検討中の方は「かしの木建設」まで、お気軽にご相談ください
高級感のある外観の家にする、7つの方法解説
より具体的に、高級感のある外観の家にするための方法をご紹介します。
それぞれ該当する事例の住まいもご紹介していますので、合わせてご参考にしてください。
- 白・黒・グレーなど色使いを統一する
- シンプルな形状と直線を大切にする
- 玄関や窓など開口部を大切にする
- 屋根や外壁に利用する素材を検討する
- 建物に合う外構を検討する
- 外観、外構に適切なメンテナンスを施す
- 高級感ある事例の豊富なハウスメーカーに依頼する
白・黒・グレーなど色使いを統一する
高級感ある外観をつくる上で最も効果的なのは、色使いの統一です。
白・黒・グレーといったモノトーンはシンプルで洗練された印象を与え、素材の質感も際立ちます。
外壁や屋根、サッシ、外構まで配色をそろえることで全体に一体感が生まれ、落ち着いた高級感を演出できます。
差し色は控えめに取り入れると、より品格ある仕上がりになります。
シンプルな形状と直線を大切にする
外観に高級感を持たせるには、装飾を多用するよりも、シンプルで直線的なフォルムを意識することが重要です。
無駄をそぎ落としたデザインは、建物全体に洗練された雰囲気を与え、時間が経っても古さを感じさせません。
水平ラインや縦のラインを強調すると、落ち着きや伸びやかさが生まれ、視覚的に美しい外観に仕上がります。
玄関や窓など開口部を大切にする
玄関や窓といった開口部は、外観デザインの中でも特に視線を集める部分です。
玄関ドアは質感の高い木目調や重厚感ある金属素材を選ぶと高級感が際立ちます。
窓は大きさや配置のバランスを整えることで、外観全体にリズムと品格を生み出します。
夜間は照明と組み合わせると、住まいの表情がさらに豊かになり、上質な印象を演出できます。
▶︎関連コラム:大開口の家に住みたい!メリットや注意点まとめ
屋根や外壁に利用する素材を検討する
高級感ある外観を実現するには、素材選びが欠かせません。
外壁にはタイルや天然石、天然木を使うと重厚感が増し、年月を経ても美しさが続きます。
屋根には瓦やガルバリウム鋼板などを組み合わせ、建物のテイストに合わせた質感を演出すると効果的です。
素材の持つ風合いを活かしつつ、色や形状との調和を図ることで、上質で洗練された外観に仕上がります。
建物に合う外構を検討する
外観の高級感は建物だけでなく、外構との一体感によって生まれます。
アプローチや門扉、フェンス、植栽を建物のデザインに合わせて整えることで、住まい全体に統一感が出ます。
たとえばモダンな住宅にはシンプルな直線的デザインの外構を、和モダンには石畳や植栽を取り入れると効果的。夜間はライティングを施すことで陰影が際立ち、より上質な雰囲気を演出できます。
外観、外構に適切なメンテナンスを施す
どんなに高級感あるデザインも、劣化や汚れが目立つと印象は一気に損なわれます。
外壁や屋根は定期的な点検・清掃を行い、必要に応じて塗装や補修を施すことが大切です。
外構も植栽の手入れや舗装材の補修を怠らないことで、住まい全体の美しさを長く保てます。
日常的なメンテナンスの積み重ねこそが、外観の高級感を持続させる大きな秘訣です。
高級感ある事例の豊富なハウスメーカーに依頼する
高級感のある外観を実現するには、豊富な実例を持つハウスメーカーや工務店に依頼することが近道です。
実際の施工事例を参考にできれば、色や素材の組み合わせ、外構との調和など具体的なイメージを掴みやすくなります。
さらに設計段階から専門家の視点でアドバイスを受けられるため、デザイン性と住みやすさを兼ね備えた住まいが可能に。経験豊富な依頼先を選ぶことは、高級感を失敗なく形にするための重要なポイントです。
高級感のある外観をつくるには、色使い・形状・開口部・素材・外構・メンテナンス・依頼先、こうした7つの視点が欠かせません。
かしの木建設では、これらを一貫してプランニングし、自然素材を活かした高品質な注文住宅を数多く手がけています。
理想の外観を叶えたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
高級感のある外観の家に関連するQ&A
高級感ある外観を実現したいと考える方からよく寄せられる質問をまとめました。費用を抑える工夫や注意点を確認してみましょう。
Q.ローコストに高級感を出すコツはありますか?
A.ローコストでも色調をモノトーンで統一したり、玄関や窓枠など目立つ部分に質感の高い素材を使うことで、印象を引き締められます。
また外構や照明を工夫すれば、費用を抑えながら上質な雰囲気を演出可能です。
ただし高級感は素材や仕上げの質にも左右されますので、限界があることも事実です。
一定度の予算を確保することで、より本格的で長持ちする高級感を実現できます。
Q.外観デザインを検討する際の注意点はありますか?
A.外観は見た目の美しさだけでなく、周囲との調和や維持管理まで考えることが大切です。特に以下の点に注意しましょう。
- 周辺環境や街並みに合ったデザインにする
- 素材の耐久性やメンテナンス性を確認する
- 奇抜すぎず、長く愛せるデザインを選ぶ
- 窓や開口部の配置は室内環境にも影響する
デザイン性と機能性の両立が、失敗を避けるカギとなります。
まとめ|高級感のある外観の家は、かしの木建設にお任せ
高級感のある外観は、色使い・形状・素材・外構などの工夫によって大きく変わります。
実例から学び、7つの視点を意識すれば、華美ではなく洗練された上質なデザインを実現できます。
また、将来のメンテナンスや周囲との調和も考慮することで、長く誇れる住まいとなります。
かしの木建設では、自然素材を活かした設計や豊富な施工実績をもとに、高級感ある外観を実現しています。
理想の住まいづくりをお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。